ボリュームシェーダを使用して雲をレンダリングするチュートリアル

この簡単なチュートリアルでは、volume_shader と noise シェーダを組み合わせて雲のエフェクトを作成する方法について説明します。この設定を使用して、さまざまな曇った空を実現することができます。

注:

シーンは、こちらからダウンロードできます。
standard_volume シェーダの詳細については、こちらを参照してください。

メッシュボリューム

雲の層を表現するには、まず、standard_volume を割り当てることができるオブジェクトを作成する必要があります。球または立方体を作成して、その高さを縮小します。

球の step_size を 0.1 前後に増やします。 step_size が正の場合、これによってポリメッシュがボリュームになります。

ヒント:

step_size のサイズは固定されているため、コンテナを大きくするほど、実行するステップ数が増え、レンダリングの時間が長くなります。また、Step Size が小さすぎると、レンダリング時間が長くなることにも注意してください。

_{step_size (球の Arnold volume パラメータ)}

シェーディング

standard_volumeシェーダを作成して球体に割り当てます。
noise シェーダを作成し、standard_volume シェーダの transparent_weight に接続します。octaves の値を 8 に増やします。amplitude を 2 または 3 前後に増やすと、さらに曇った外観になります。scale の値を増やすと、さらに雲が増えます(オブジェクトのサイズによって異なる)。

_{noise -> standard_volume.transparency}

ライティング

最後に、skydome_light を作成して、その color アトリビュートに physical_sky シェーダを接続します。ボリューム内のノイズを減らすには、skydome_light の volume_samples の数を増やす必要があります。

_{physical_sky -> Environment Map}