Volume Sample RGB の例

このチュートリアルでは、厚みがある、「油」を含んだ煙状のボリュームを生成するために volume_sample_rgb シェーダを使用して、ボリュームの見た目を大きく変更する方法について説明します。このシェーダと volume_sample_float シェーダを組み合わせると、contrastgammaなど、「作成後」のスタイル アトリビュートを設定できます。これらのアトリビュートは、ボリュームの見た目を「微調整」するのに非常に便利です。この例では、VolumeSampleRGB シェーダを使用して、通常の炎のボリュームを厚みのある煙のようなボリュームに変換しています。ボリューム VDB としてディスクに書き込まれている Houdini の Pyro FX シェルフから既定の炎のシミュレーションを使用します。

VDB ファイルについては、こちらからダウンロードできます。

3ds Max シーンは、こちらからダウンロードできます。

ボリューム

密度、熱、および温度グリッドを使用する VDB ボリューム

Standard Volume

Volume Sample RGB

Channel パラメータに 「density」 と入力

次に、volume_sample_rgb シェーダのアトリビュートを変更したいくつかの例を示します。

Contrast

1 2 10

Exposure

0 1 8

Multiply

1 10 25

追加

-5 0 5

Volume Ray Depth

volume_ray_depth の値を大きくして、ボリュームの見た目に大きな影響を与えることもできます。volume_samples の数を増やして、生成されるノイズを補正してください。この例では、volume_samples の値に 6 が使用されています。

ヒント:

volume_ray_depth の値を大きくした場合、ボリューム内の照明の余計な多重散乱を補正するために、シーン ライティングの露出を抑える必要があるかもしれません。

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