ドーナツ スプリンクルのカラー補正のチュートリアル
![](../../../../images/ax-color-correcting-image2016-11-3.png)
このチュートリアルでは、多用途の utility シェーダを使用して、ドーナツに乗ったスプリンクル(カラフルな細かいチョコレート フレーク)にランダム カラーを生成します。多様なカラー シェーダを使用して、スプリンクルのカラーをさらに調整します。
単純化されたシーン ファイルは、こちらからダウンロードできます。
標準サーフェス
- まず standard_surface シェーダを作成して、そのシェーダを「Sprinkles」という名前に変えます。それをスプリンクル ジオメトリに割り当てます。
Utility シェーダ: カラー モード
- utility シェーダを作成し、それを standard_surface シェーダの base_color パラメータに接続します。utility シェーダの Object Mode を使用して、ランダム カラーをスプリンクルに追加します。このモードは、シェイプの名前を使用してカラーを計算します。
- 既に standard_surface を使用しているため、utility シェーダでのシェーディングは必要ありません。shade_mode は flat に変更します。Flat: フラットにライティングされ、シェーディングされた、純粋なソリッドのカラー モデルをレンダリングします。
![](../../../../images/ax-color-correcting-image2017-3-27-12-43-48-1.png)
utility map -> standard_surface.base_color shader
Random - Seed
random シェーダを使用して、スプリンクルの色のバリエーションを作成できます。
Random の seed パラメータのアニメーション(utility シェーダは object モードに設定)
![](../../../../images/ax-color-correcting-image2017-3-27-12-46-10-4.png)
コンポジット
また、composite シェーダを使用して、ブレンド モードで別のカラーでミックスすることもできます。
- random シェーダを削除し、composite シェーダを作成します。standard_surface シェーダの base_color パラメータに接続します。utility シェーダを composite シェーダの Input A に接続します。
- composite シェーダの operation パラメータを multiply に変更し、Input B カラーをオレンジに変更します。スプリンクルがオレンジがかった色になります。
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composite シェーダの乗算操作を使用して、オレンジがかった色になったスプリンクルのカラー
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B カラーをオレンジに、Operation を multiply に変更
Color Convert
スプリンクルのカラーを変更する別の方法は、color_convert シェーダを使用することです。
- composite シェーダを削除して、color_convert シェーダを作成します。standard_surface シェーダの base_color パラメータに接続します。Utility シェーダを、composite シェーダの input パラメータに接続します。
- スプリンクルのカラーに対する効果を見るには、カラー スペースを変更してみてください。このケースでは、xyY に変更されました。
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xyY に変更されたカラー スペース
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カラー補正
スプリンクルの全体的な配色に問題がないことを確認したら、color_correct シェーダを使用して、その外観をさらに微調整します。
- color_correct シェーダを作成し、standard_surface シェーダの base_color パラメータに接続します。utility シェーダを、color_correct シェーダの input パラメータに接続します。たとえば、さらにバリエーションをカラー値に追加するには、exposure および multiply パラメータを調整します。
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color_correct シェーダを使用してカラーを微調整する
![](../../../../images/ax-color-correcting-image2017-3-27-13-9-17-10.png)
これでこのチュートリアルは終わりです。他の Color Correct シェーダを使用して、別のカラー バリエーションを作成してみてください。