curvature シェーダは、シェーダにディテールとリアリズムを追加する簡単な方法です。この簡単なチュートリアルでは、磨耗と損傷のシェーディング効果を作成する curvature シェーダを使用します。これは、機械のモデルで硬い表面のエッジが剥がれる場合を表現するのに使用します。上図では、塗装部分のエッジが摩耗し、その下の金属が露出しているのがわかります。

このシーンで使用されているシェーダは、こちらからダウンロードできます。

Mix シェーダ

mix_shader は、2 つの異なる standard_surface シェーダをレイヤ化するために使用されます。上の緑色の塗装のレイヤに 1 つの standard_surface シェーダ(緑)を使用し、その下にあるむき出しになった金属のサーフェスを表すために別の standard_surface シェーダを使用します。

• mix_shader を作成してオブジェクトに割り当てます。
• standard_surface シェーダを作成して名前を 「Green Paint」 に変更します。
• 別の standard_surface シェーダを作成して名前を 「Metal」 に変更します。
• Green Paint を mix_shader の Layer1 に、Metal マテリアルを mix_shader の Layer2 に接続します。

Curvature シェーダ

• noise シェーダを curvature シェーダの radius に接続します(bias と multiply も機能します)。 目的の外観が得られるように、さまざまなノイズ設定を試してください。color_correct シェーダを noise シェーダに接続して、「摩耗した」外観をさらに洗練できることを忘れないでください。
• curvature シェーダをレイヤ シェーダの transparency アトリビュートに接続します。これは、2 つの standard_surface シェーダのブレンドをコントロールします。

noise シェーダなし	noise シェーダあり

Bias

• 次の例では、curvature シェーダの bias パラメータを増やし、効果をわかりやすくするために強調しています。

bias: 0	bias: 0.5 (既定)	bias: 1

サンプル数

• 曲率 の samples を増やすと、ノイズが減り、よりよい結果が得られます。

curvature_samples: 3	curvature_samples: 6

_{cell_noise -> curvature -> mix_weight}