この簡単なチュートリアルでは、Arnold のカラー シェーダを使用して、モーション グラフィックス アニメーションの一部として使用できる面白いエフェクトを作成します。このアニメーションは、いくつかのキー フレーム アニメーションがある color_jitter シェーダに接続されている utility シェーダ(object_id モード)によって主に制御されています。
color_jitter シェーダを standard_surface シェーダの emission_color に接続し、emission_weight を 1 に増やします。
utility シェーダを color_jitter シェーダの input に接続します。utility シェーダで、shade_mode を flat に変更します。これは、Utility シェーダからの純粋色でのみパターンを作成するためです。overlay_mode を polywire に変更します。これにより、カラーの上にワイヤフレームがオーバーレイされます。
この場合、color_mode は uv_coords に設定されています。これにより、パターンがアニメートされると、対角ワイプ エフェクトが得られます。もちろん、color_mode には U coords や V coords などの別の値、あるいはまったく異なるものを選択することもできます。いろいろと試して別の手法を発見する楽しみもあります。
color_jitter シェーダの hue_max (フェース)の値を増やして、utility シェーダに与える効果を確認します。プレーンに十分なサブディビジョンがない場合は、いつでもそのプレーンの subdivision_iterations の数を増やすことができます。
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0 | 1 | 2 | 3 |
subdivision_iterations の数を増やすと、表示される三角形の数が増えます。
color_correct シェーダを使用すると、三角形の色を変更できます。
また、Arnold の他のカラー シェーダをいくつか使用して、カラーを変更することもできます。以下に、composite シェーダおよび shuffle シェーダを使用した例をいくつか示します。
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composite | shuffle |
最後に、color_jitter シェーダの gain アトリビュートと hue (フェース)アトリビュートをキーフレーム処理してみてください。utility シェーダの color_mode が uv_coords に設定されているため、このエフェクトはプレーンのサーフェス全体にわたってアニメートされます。