メッシュの一部を選択し、別のピースとして分割します。メッシュをサブセットにすると、メッシュを削除したり、メッシュの非表示部分を切り替えたり、あるいは個別にシェーディングしたりすることができるので、結果として処理速度を上げることができます。
このツールには、Mesh ツール パレットからアクセスします。
Mesh Subset コントロールの設定
これがチェックされている場合、サブセット メッシュを含む新しい DAG ノードは非表示になります。
もう一度表示するには、Display > Visible を選択します。
メッシュの三角形の選択方法を定義します。
Normal Angle: メッシュ上の領域をクリックすると、選択した三角形の法線とクリックした三角形の法線の間の角度が、法線に設定された Max Angle よりも小さい三角形の接続範囲を選択できます。選択を解除するには右クリックします。クリックを続けると、選択に追加したり、選択から除外することができます。
Brush: Pick Radius の範囲内の三角形を選択するには、マウスの左ボタンを使用してメッシュ上をドラッグします。
Lasso: メッシュ上のポイントをクリックして選択領域を定義し、Select をクリックします。Visible Only を選択すると、正面を向いている三角形のみを選択できます。これを選択しない場合は、正面を向いている三角形と背面を向いている三角形の両方が選択されます。
Mesh Subset のワークフロー
メッシュオブジェクトを選択します。
[Shift]キーを押しながら Mesh Subset ツール アイコン をクリックします。
サブセット化するメッシュを選択します。
Mesh Subset コントロール ウィンドウ内の Selection Options で設定した選択モードを使用して、サブセット化する三角形を選択します。
選択された三角形は、青色に強調表示されます。
さらに領域を選択するには、モデルの位置が最適になるようにビューを変更します。
追加の領域に対して、手順 4 を繰り返します。
オプションとして、次の手順を 1 つまたは複数実行します。
(手順 4 で定義した領域の周囲にもう 1 行三角形を選択するために) Grow Once ボタンをクリックします。
(手順 4 で定義した領域によってオーバーラップされた、すべてのコンポーネントのすべての三角形を選択するために) Grow All ボタンをクリックします。
Invert ボタンをクリックし、選択した三角形を選択解除して、代わりに残りのメッシュを選択します。
Hide ボタンをクリックし、選択した領域を一時的に非表示にします。ボタンの名前が Unhide に変わり、これをクリックすると非表示にした領域をすべて表示できます。
必要な領域をすべて定義したら、次のいずれかを実行します。
メッシュが論理サーフェスにサブセット化されると、それぞれの部分に独自のシェーダとマテリアル プロパティを割り当てることができます。