メッシュの任意の境界またはメッシュ上のカーブに沿って、カラー NURBS サーフェスを作成します。カラー サーフェスは、選択したカーブ(エッジまたはその他)に沿ってメッシュにフィットし、そのカーブの連続性に関する情報を提供します。これにより、ここから追加のジオメトリを作成できます。
このツールには、Mesh ツール パレットからアクセスします。
Mesh Collar Control のオプション
カラー サーフェスの幅を(現在の長さの単位で)指定します。
境界上でさらにポイントをクリックして定義した個々のセグメントに対するスパンの数を指定します。セグメントの数は、ポイントの数から 1 を引いたものです。
チェックした場合、このツールにより、断続的な(閉じた)カラー サーフェスが構築されます。
これをオンにすると、カラーとメッシュ間の最小偏差の位置に min ロケータが、最大偏差の位置 に max ロケータが表示されます。
これをオンにすると、カラー偏差マップにカラーとメッシュ間の偏差が表示されます。偏差スケール(ランプ)も表示されます。これは、メッシュのどの領域がどの程度影響を受けているかを示します。
これらのオプションが表示されるのは、Show Deviation Map がオンになっている場合だけです。
このオプションをオンにすると(既定)、カラー スケールは、ゼロから最後の操作の最大偏差までの範囲を基準にして自動的に更新されます。
カラー ランプに表示される、メッシュとカラー サーフェス間の最大距離です。この値より偏差が大きいメッシュ上の領域は単一カラー(赤または紫)で表示されます。既定値は 10.0 です。
メッシュとカラー サーフェス間の許容偏差の上限です。この値より偏差が小さいメッシュの領域は緑で表示されます。既定値は 1.0 です。
偏差の値が Acceptable Distance と Ramp Distance の間にある場合、メッシュはランプ上で表示される中間色に表示されます。
偏差の方向に関係なく単に絶対偏差の値を見たい場合は、このオプションをオンにします。
Ramp で緩やかに変化するカラーではなく固定のカラーバンドを表示する場合、このオプションをオンにします。
カラーのコンストラクション ヒストリを保存する場合、このオプションをオンにします。
Object Edit > Query Edit または History View ウィンドウを使用すると、カラーを選択して再度ツールに切り替え、オプションの値や入力ポイントを変更することができます。ただし、カラーの構築に使用したメッシュ境界またはカーブオンメッシュのジオメトリを変更すると、カラーの履歴が破棄されます。
このボックスがオンの場合、コントロール ボックスにあるフィールドを変更すると、モデルの表示が自動的に更新されます。Auto Update は既定で有効です。
Mesh Collar のワークフロー
カーブオンメッシュは、カーブをメッシュ上に投影したものか、メッシュを交差させたものです。
Mesh Collar ツール を選択します。
メッシュを選択します。
すべてのメッシュの境界およびカーブオンメッシュは緑色に強調表示されます。
これらの緑のカーブの 1 つに沿ったロケーションを 2 つクリックして、セグメントを指定します。
カラー サーフェスは、この 2 つのポイント間の最短距離でカーブに沿って作成されます。
カラー サーフェスの方向が間違っている場合は、Reverse ボタンをクリックします。
必要に応じて追加のポイントをクリックして、カラーのシェイプをリファインします。新しいポイントが作成されるたびに、追加のセグメント(スパン)が作成されます。
カラーは、カーブオンメッシュ上で選択した境界にそって、カラー全体の幅にわたってメッシュにフィットします。
既定では、カラー サーフェスの U 方向の次数は 5、V 方向の次数は 3 です。
オプションとして、次の操作を実行できます。
ポイント(緑のロケータで表示)をカーブに沿って移動します。カラー サーフェスがインタラクティブに更新されます。
Shift
キーを押したままの状態でポイントをクリックすると、ポイントが削除されます(周期的カラーには少なくとも 1 つのポイント、非周期的カラーには少なくとも 2 つのポイントが必要です)。
Options ウィンドウを使用して、次数、幅、1 セグメントあたりのスパン数、カラーが閉じているかどうかなどのカラーのプロパティを変更します。カラー サーフェスがインタラクティブに更新されます。
Show Surface Deviation、Show Deviation Map、またはその両方をオンにして、メッシュとカラーの間の偏差についての情報を取得します。(「コントロール オプション」を参照)。
Next ボタンをクリックすると、ツールを再び呼び出すことなく、カラー サーフェスをもう 1 つ作成できます。
さらにカラー サーフェスのエッジで NURBS モデリング ツールを使用すると、そのメッシュに対して追加のサーフェスを作成できます。
Create History をオンにすると、Query Edit、History View、または History Visualizer を使用してカラーを選択することで、サイドツールを起動してオプション値と入力ポイントを修正できます。ただし、カラーの構築に使用したメッシュ境界またはカーブオンメッシュのジオメトリを変更すると、カラーの履歴が破棄されます。