CATIA V5 の書き出しの更新と改善

シェーダとマテリアルの新しい書き出しオプションを追加して、Alias レイヤ階層のラウンドトリップを改善しました。

新しい CATIA 書き出しのオプションと改善点

Alias 2024 には新しい Export Shader オプションが追加されており、生成される CATIA ファイルに Alias ハードウェア シェーダを含めることができます。

シェーダを書き出す場合、次のシェーダの書き出しオプションのいずれかを選択することもできます。

Shaders to Fill Colors

このオプションをオンにすると、割り当てられた Alias ハードウェア シェーダが、生成される CATIA ファイルのオブジェクト塗り潰しカラーに変換されます。このオプションをオフに設定すると、Alias ハードウェア シェーダは CATIA V5 マテリアルに変換されます。

Assign Shaders to Geom.Sets only

同じシェーダ セットを共有するオブジェクトが含まれているグループまたはレイヤを書き出す場合、このオプションを使用して、書き出した CATIA ファイルのジオメトリ セットにシェーダを割り当てることができます。この方法の場合、書き出しには、各シェーダのインスタンスが 1 つだけ含まれます。このオプションをオフにして書き出しを行うと、オブジェクトの割り当てごとにシェーダのインスタンスが 1 つ生成されます。これにより、変換時間が長くなり、ファイル サイズが大きくなります。

レイヤ フォルダのサポートの追加

Export By Layer が Alias レイヤ フォルダをサポートするようになりました。つまり、Alias のレイヤ階層全体が変換された CATIA ファイルに保存されます。旧バージョンの Alias では、レイヤ フォルダは無視されます。

これにより、Convert Geometric Sets to Layers を使用してファイルを Alias に再度読み込んで、ファイルの元のレイヤ階層を維持することができます。

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