CAD 標準仕様プラグインをデバッグするには(ActiveX/CSP)

  1. Microsoft Visual Studio で、[プロジェクト]メニュー [<プロジェクト>のプロパティ]を選択します。
  2. [プロパティ]ダイアログ ボックスで、[参照]タブをクリックします。
    1. [参照パス]をクリックします。
    2. [参照パス]ダイアログ ボックスで、[フォルダー]テキスト ボックスの右側にある[...]をクリックします。
    3. [参照パスを選択]ダイアログ ボックスで inc-x64 フォルダを参照して選択します。[OK]をクリックします。

      既定では、inc-x64 フォルダは <ドライブ>:¥ObjectARX <バージョン> の下にあります。

      注: <ドライブ><バージョン> は、ObjectARX SDK がインストールされているドライブ文字と、アプリケーションを作成するリリースに置き換えてください。
    4. [フォルダーを追加]をクリックし、次に[OK]をクリックします。
  3. [プロパティ]ダイアログ ボックスで、[デバッグ]タブをクリックします。
    1. [外部プログラムを起動する]およびテキスト ボックスの右側の[...]をクリックします。
    2. [ファイルを選択]ダイアログ ボックスで、acad.exe を参照し、選択します。[開く]をクリックします。

      既定では、acad.exe ファイルは、インストールしたバージョンに基づき、次のいずれかの場所にあります。

      • C:¥Program Files¥AutoCAD <リリース>
      • C:¥Program Files¥Autodesk¥AutoCAD <リリース>
  4. REG ファイルを使用して、プラグインを Windows レジストリに登録します。
  5. Microsoft Visual Studio のコード エディタ ウィンドウで、実行を中断したい場所にブレークポイントを設定します。
    要確認: Initialize メソッドは、CAD 標準仕様プラグインのエントリ ポイントです。
  6. [デバッグ]メニュー [デバッグを開始]をクリックします。
  7. AutoCAD で、確認する図面ファイルを開きます。
  8. 図面の標準仕様を設定し、次のいずれかの操作を行います。
    • リボンの[管理]タブ [CAD 標準仕様]パネル [環境設定]をクリックします。
    • コマンド プロンプトに対して、standards と入力します。
  9. [標準仕様を環境設定]ダイアログ ボックスの[標準仕様]タブで、[追加]をクリックして使用する標準仕様図面(DWS)ファイルを選択します。
  10. [プラグイン]タブで、カスタム CAD 標準仕様プラグインの使用を有効にします。
  11. CAD 標準仕様の確認処理を開始する前に、図面ファイルを保存します。
  12. [標準仕様を確認]をクリックして、図面の確認を開始します。

    Microsoft Visual Studio では、最初のブレークポイントで実行が一時停止します。