Windows を使用してプラグイン DLL を登録する
CAD 標準仕様プラグイン DLL は、Windows に登録しないと、CAD 標準仕様フレームワークで使用できません。regasm.exe アプリケーションを使用して、Windows に DLL を登録し、DLL を登録するためのインストーラの一部として使用されるレジストリ(REG)ファイルを生成します。regasm.exe アプリケーションは、.NET フレームワークの一部です。
- [スタート]メニューから[すべてのプログラム]
[アクセサリ]
[コマンド プロンプト]を選択します。
- [コマンド プロンプト]ウィンドウで、ワークステーションにインストールされている .NET Framework の最新バージョンに基づいて次のいずれかを入力し、[Enter]を押します。
-
"C:\WINDOWS\Microsoft.NET\Framework\v2.0.50727\RegAsm.exe" /codebase /regfile:<COM_RegFilename> <DLL_Fflename>
-
"C:\WINDOWS\Microsoft.NET\Framework\v4.0.30319\RegAsm.exe" /codebase /regfile:<COM_RegFilename> <DLL_Fflename>
注: 値
<COM_RegFilename> と
<DLL_Fflename> は、作成するレジストリ(REG)ファイルのパスとファイル名を表します。このファイルには、CAD 標準仕様プラグイン DLL を登録するために必要なをエントリが含まれます。たとえば、
CAD Plug-ins フォルダに
MyLayersPlugin.dll という名前の DLL を登録するために使用できる
MyLayersPlugin.reg という名前の REG ファイルを作成するためには、次のように入力します。
"C:\WINDOWS\Microsoft.NET\Framework\v4.0.30319\RegAsm.exe" /codebase /regfile:"C:\CAD Plug-ins\MyLayersPlugin.reg" "C:\CAD Plug-ins\MyLayersPlugin.dll"
プラグイン DLL を AutoCAD CAD 標準仕様フレームワークに登録する
CAD 標準仕様プラグイン DLL を Windows に登録したら、CAD 標準仕様プラグイン DLL をさらに CAD 標準仕様フレームワークにも登録する必要があります。CAD 標準仕様プラグイン DLL は、プラグインのプログラム上の識別子(ProgId)を Windows のレジストリの次のキーに追加することによって、CAD 標準仕様フレームワークに登録します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Autodesk\Drawing Check\Plugins2
- [スタート]メニューから[すべてのプログラム]
[アクセサリ]
[メモ帳]を選択します。
- [メモ帳]で、次のように入力します。
REGEDIT4
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Autodesk\Drawing Check\Plugins2\<Plug-in_ProgId>]
@=<Component>
注: 値 <Plug-in_ProgId> は、CAD 標準仕様プラグインの ProgID を表します。たとえば、ProgID が MyPlugins.ABCLayers である DLL を登録するには、MyPlugins.ABCLayers と入力します。ProgID は、IAcStPlugin2 インタフェースから継承するクラスの前に追加されます。値 <コンポーネント>は、レジストリ内の CAD 標準仕様プラグインを説明する値を表します。この値は、典型的には ProgID の 2 番目の部分またはコンポーネント名です。たとえば、CAD 標準仕様プラグインの ProgID が MyPlugins.ABCLayers である場合、ABCLayers と入力します。
- [ファイル]メニュー
[名前を付けて保存]を選択してから、[ファイルの種類]ドロップダウン リストから[すべてのファイル]を選択します。REG ファイルのファイル名を入力し、ファイル名の後に .reg と入力します。
- [保存]をクリックします。