2D および 3D 断面オブジェクトは、いくつかの表示コンポーネントで構成されます。表示コンポーネントの構成は、マテリアルによって決まります。
オブジェクトにマテリアルを割り当てるときは、オブジェクトの表示コンポーネントごとに 1 つのマテリアルを割り当てます。たとえば、木のマテリアルを窓のフレームに、ガラス コンポーネントを窓のガラスに割り当てます。
建物オブジェクトから 2D または 3D 断面オブジェクトを作成すると、ソース オブジェクトに割り当てられているマテリアルが断面図に適用されます。 マテリアルは、2D/3D 断面図に直接割り当てません。 断面図に割り当てられるマテリアルは、断面化されたオブジェクトから取得されます。 たとえば、窓のある壁を横切る断面図を作成した場合には、壁および窓のマテリアル(ガラス、木、レンガ)に定義した断面ハッチングが断面図に表示されます。

マテリアルの表示プロパティではなく、2D/3D 断面オブジェクトまたは 2D 断面図スタイルの表示プロパティを使用した場合には、断面図または断面図スタイルの表示プロパティに割り当てられているマテリアルを非アクティブにできます。
マテリアル定義は、オブジェクトのコンポーネント タイプに対応する表示コンポーネントから構成されています。 たとえば、マテリアルの線図コンポーネントが、プラン ビューのオブジェクトに含まれるすべての線図に使用されます。 3D モデル ビューと立面図ですべてのオブジェクト サーフェスを網掛けするには、マテリアルのサーフェス ハッチング コンポーネントを使用します。
次の表は、すべての断面コンポーネントとそれらを決定するマテリアル コンポーネントの一覧です。
| 2D 断面コンポーネント | マテリアル コンポーネント | 
|---|---|
| 定義線分 | 2D 断面図/立面図の線図または 3D ボディ。 | 
| 外側の包絡処理 | 対応するマテリアルがない | 
| 内側の包絡処理 | 対応するマテリアルがない | 
| 包絡処理ハッチング | 対応するマテリアルがない | 
| サーフェス ハッチング線図 | サーフェス ハッチング | 
| 断面ハッチング線図 | 断面ハッチング | 
| 隠線 | 対応するマテリアルがない | 
| 削除済み | 対応するマテリアルがない | 
| 区画 1 - 10 | 2D 断面図/立面図の線図または 3D ボディ。 |