壁ツールを作成するには

壁ツールを作成してツール パレットに追加するには、次の操作を実行します。 同じプロパティを持つ特定のスタイルの壁を複数配置する場合は、ユーザ独自の壁ツールを作成できます。

たとえば、それぞれの机が間仕切り壁で区切られているオフィスの平面図を作成するとします。 この平面図では、すべての間仕切り壁に同じ壁スタイルが使用されますが、管理部門の壁はオフィスの壁より低くなります。 効率よく作業するには、壁の高さ別に異なる壁ツールを作成し、適切なツールを選択して、平面図のそれぞれのエリアに適切な高さの壁を配置できます。

次の手法のいずれかを使用して、壁ツールを作成できます。

  1. ツールを作成するツール パレットを開きます。
  2. ツールを作成します。
    次の操作を行いたい場合 次のように操作します
    図面内の壁からツールを作成するには 壁を選択して、ツール パレットにドラッグします。
    ヒント: 壁は、グリップではなく外周の点でドラッグします。
    スタイル マネージャの壁スタイルからツールを作成するには [管理]タブ [スタイルと表示]パネル [スタイル マネージャ]をクリックします. コピーするスタイルをツール パレットにドラッグします。[OK]をクリックして、スタイル マネージャを閉じます。
    現在のツール パレットのツールをコピーするには ツールを右クリックして[コピー]をクリックし、[貼り付け]をクリックします。
    別のパレットからツールをコピーするには 別のツール パレットを開き、ツールを右クリックし、[コピー]をクリックします。ツールの追加先ツール パレットを再び開き、右クリックして[貼り付け]をクリックします。
    コンテンツ ブラウザのツール カタログからツールをコピーするには コンテンツ ブラウザでツール カタログを開き、コピーするツールを見つけます。i-drop ハンドルの上にカーソルを置き、ツールをツール パレットにドラッグします。
  3. 新しいツールを右クリックし、[プロパティ]をクリックします。
  4. ツール名を入力します。
  5. [説明]の設定をクリックし、ツールの説明を入力し、[OK]をクリックします。

    この説明は、ツール パレットにおけるツールのツールチップとして使用されるほか、ツールがツール カタログに保存されている場合はその説明文として使用されます。

  6. [基本]、[一般]の順に展開します。
  7. ツールの説明を入力します。
  8. 既定のレイヤ キーを使用しない場合は、レイヤ キーを選択します。
  9. 既定のレイヤ名を変更する場合は、レイヤの優先を選択します。
  10. 壁スタイルを選択します。
  11. [スタイル位置]で、このドアに使用するスタイルを含む図面ファイルを選択するか、[参照]を選択して標準ファイル選択ダイアログ ボックスを使用し、ファイルを選択します。
  12. [バインドされたスペース]で、この壁ツールを自動調整スペースの境界オブジェクトとして使用することができるかどうかを定義します。

    ここでは、3 つの選択肢から選択することができます。

    • はい: この壁ツールは、自動調整スペースの境界オブジェクトとして使用することができます。
    • いいえ: この壁ツールは、自動調整スペースの境界オブジェクトとして使用することはできません。
    • スタイル別: この壁ツールは、壁ツール スタイルの境界設定を使用します。
  13. この壁を他の壁でクリーンアップする場合は、[自動的にクリーンアップ]で[はい]を選択し、クリーンアップ グループを選択します。
  14. [定義位置]では、[参照]を選択し、標準のファイル選択のダイアログ ボックスを使用して、このツールに使用するクリーンアップ グループ定義を選択します。
  15. [寸法]を展開します。
  16. 次のように、壁の寸法を指定します。
    次の操作を行いたい場合 次のように操作します
    壁の厚さを指定するには [幅]に値を入力します。[幅]が利用できない場合は、選択した壁スタイルによって壁の幅が決まります。
    床から天井までの壁の高さを指定するには [基準高さ]に値を入力します。
  17. 壁の位置合わせを指定します。これによって、指定した点および壁の描画方向を基準にして壁が配置されます。
    次の操作を行いたい場合 次のように操作します
    壁の左側面を定義する点を指定するには [位置合わせ]で[左寄せ]を選択します。
    壁の右側面を定義する点を指定するには [位置合わせ]で[右寄せ]を選択します。
    壁の中心線を定義する点を指定するには [位置合わせ]で[中心]を選択します。
    壁の基準線を定義する点を指定するには [位置合わせ]で[基準線]を選択します。
  18. オフセットを指定します。
    次の操作を行いたい場合 次のように操作します
    指定した点から壁の位置をオフセットするには 基準線オフセットの値を入力するか、オフセット ポイントを選択します。
    指定した基準高さからルーフ ラインをオフセットするには [基準高さからのルーフ ライン オフセット]に値を入力します。
    基準線からフロア ラインをオフセットするには [基準線からのフロア ライン オフセット]に値を入力します。
  19. プロパティ パレットで、[詳細]を展開します。
  20. [クリーンアップ]を展開し、次のようにクリーンアップ オプションを指定します。
    次の操作を行いたい場合 次のように操作します
    [グラフ]表示レベルで壁の位置合わせ線に使用する線分を指定するには [壁の位置合わせ線]を選択するか、[壁の中心線]を選択します。
    壁の終点から他の壁までの半径距離を指定するには [クリーンアップ半径の優先設定]に値を入力します。
  21. [OK]をクリックします。