スペースのタイプを変更するには

押し出し 3D スペースは、2D スペースまたは 3D 自由形状スペースとの間で、互いに変更することができます。 また、自動調整されないスペースを境界オブジェクトに対して自動調整したり、自動調整スペースを境界オブジェクトから切り離すこともできます。これらの各操作を行うと、スペースおよびユーザ操作の編集可能なプロパティが変更されます。スペースのジオメトリ タイプの変更による結果を、次の表に示します。

元のジオメトリ タイプ	新しいジオメトリ タイプ	結果
自動調整されない 2D スペース	自動調整されない押し出し 3D スペース	スペースの高さと位置合わせの編集可能なプロパティが追加されます。スペースの挿入点と位置合わせは、床の最上部に設定されます。 サーフェスの編集が有効になります。
自動調整されない 2D スペース	自動調整されない 3D 自由形状スペース	スペースの高さのサブセットの編集可能なプロパティが追加されます。 計算切断面の編集可能なプロパティが追加されます。 サーフェスの編集が有効になります。 長さと幅のプロパティが編集不可能になります。
自動調整されない 2D スペース	自動調整 2D スペース	長さ、幅、回転、高度は境界オブジェクトに依存するようになり、編集できなくなります。 基本境界は境界オブジェクトに依存するようになり、グリップ編集できなくなります。
自動調整されない 2D スペース	自動調整押し出し 3D スペース	長さ、幅、回転、高度は境界オブジェクトに依存するようになり、編集できなくなります。 スペースの挿入点と位置合わせは、床の最上部に設定されます。 スペースの高さと位置合わせの編集可能なプロパティが追加されます。 基本境界は境界オブジェクトに依存するようになり、グリップ編集できなくなります。
自動調整されない 2D スペース	自動調整 3D 自由形状スペース	長さ、幅、回転、高度は境界オブジェクトに依存するようになり、編集できなくなります。 スペースの高さのサブセットの編集可能なプロパティが追加されます。 計算切断面の編集可能なプロパティが追加されます。 基本境界は境界オブジェクトに依存するようになり、グリップ編集できなくなります。
自動調整されない押し出し 3D スペース	自動調整されない 3D 自由形状スペース	スペースのジオメトリをインプレイス編集することで、スペースの全体の高さに対するプロパティだけを編集できます。既定のサーフェスの高さとスペースの位置合わせのプロパティは使用できません。 スペースのジオメトリをインプレイス編集することで、長さと幅のプロパティだけを編集できます。 計算切断面の編集可能なプロパティが追加されます。
自動調整されない押し出し 3D スペース	自動調整押し出し 3D スペース	長さ、幅、回転、高度は境界オブジェクトに依存するようになり、編集できなくなります。 サーフェスの編集が無効になります。 基本境界は境界オブジェクトに依存するようになり、グリップ編集できなくなります。
自動調整されない押し出し 3D スペース	自動調整 3D 自由形状スペース	スペースの全体の高さ、長さ、幅、回転、高度は境界オブジェクトに依存するようになり、編集できなくなります。既定のサーフェスの高さとスペースの位置合わせのプロパティは使用できません。 計算切断面の編集可能なプロパティが追加されます。 サーフェスの編集が無効になります。 基本境界は境界オブジェクトに依存するようになり、グリップ編集できなくなります。
自動調整されない 3D 自由形状スペース	自動調整 3D 自由形状スペース	回転および高度は境界オブジェクトに依存するようになり、編集できなくなります。 サーフェスの編集が無効になります。

グリップを持つスペース タイプ

スペースのタイプを変更するには、次の操作を実行します。

1. ジオメトリ タイプを変更するスペースを選択し、ダブルクリックしてプロパティ パレットを表示します。
2. [基本]を展開し、[コンポーネント寸法]を展開します。
3. [ジオメトリ タイプ]で目的のジオメトリを選択します。