概要 - ライブ断面ビューを更新する

ライブ断面ビューを作成しても、断面化されたオブジェクトは断面オブジェクトに変換されません。 断面化されたオブジェクトは図面に残っています。 断面線分の内部にあるオブジェクトまたはその一部の表示プロパティは、そのまま保持されます。 たとえば、断面線分の内部にあるレンガ壁のレンガ パターンと暗赤色の線図は保持されます。 ただし、断面線分の外部にあるオブジェクトまたはその一部の表示プロパティは保持されません。これらのオブジェクトは、[断面化されたボディ]表示コンポーネント上に配置され、その表示プロパティを使用するためです。

ライブ断面図は、関連するオブジェクトを変更したときに対話的に更新されます。 たとえば、断面線分の外部にある壁をドラッグすると、その壁では[断面化されたボディ]コンポーネントの表示プロパティが使用されます。 壁を断面線分の内部にドラッグすると、壁に固有の表示プロパティが使用されます。

ライブ断面ビュー内でオブジェクトに割り当てられているマテリアルを変更すると、ライブ断面図内でも新しいマテリアルが自動的に使用されます。

注: マテリアルの[断面化された境界]と[断面化されたボディ]コンポーネントがオンからオフに変更すると、断面線分の外部にあるオブジェクトがなくなったように見えます。 現在のマテリアルの定義を編集すれば、断面線分の外部にあるオブジェクトを表示することができます。詳細は、「断面化されたボディをライブ断面ビューに表示する」を参照してください。