図面上のオブジェクトからフリーハンドのスケッチ ジオメトリを作成するには、[ラフ スケッチ]を使用します。 ラフ スケッチは、作成中のデザインで多義性を反映したり、より芸術的な魅力に富んだバージョンの図面を提供するために作成できます。 また、図面の一部でラフ スケッチを生成し、その部分を依然として設計段階にあるものとして示すこともできます。
ラフ スケッチは、図面全体からも図面の一部からも作成できます。 ラフ スケッチには、AutoCAD オブジェクトと AEC オブジェクトの両方を選択して含めることができます。
ラフ スケッチを生成すると、スケッチに含めるために選択したオブジェクトに沿って、乱雑で不揃いな直線セグメントが作成されます。 これらの不揃いな直線は、伝統的なスケッチの手書きのタッチを模倣する短いセグメントです。 ラフ スケッチでは、セグメントが相互に交差する直線が延長されます。
ラフ スケッチを生成
ラフ スケッチを生成するときは、スケッチの表示をコントロールする次の 3 つの線形式から選択します。
[線形式]の各オプション
ジオメトリをトレースするときの各パスにより、より芸術的な風合いがスケッチに加わります。
ラフ スケッチを作成する場合、ジオメトリは、名前の付いたブロックにパッケージされ、モデル空間の元のオブジェクトの上に配置されます。 これは、元の図面とスケッチ図面をそれぞれ別々に移動できることを意味します。 また、ラフ スケッチは、他の参照ブロックを処理するときにも編集できます。 各スケッチ セグメントは、生成元のジオメトリのレイヤと色を保持します。
ラフ スケッチに選択した線形式によっては、図面上で選択したオブジェクトごとに最大 3 本の複雑なポリラインが生成されます。 これは、図面のサイズを大幅に増加させる場合があります。図面のサイズをできる限り小さく抑えるには、ラフ スケッチを切り取って、新しい図面に貼り付けます。
3D 図面や複雑なモデルで作業しているときは、最初に隠線処理投影オブジェクト、2D 断面オブジェクト、または 2D 立面オブジェクトを作成します。 図面が非常に単純な場合を除き、これらの 2D オブジェクトからラフ スケッチを生成すると、線図の作業と時間を節約できます。
外部参照を処理しているときは、ラフ スケッチをダブルクリックして、他のブロックと同じように編集します。
目標印刷尺度を指定して、スケッチ セグメントと延長のサイズをコントロールすることができます。 最終的なスケッチで、スケッチ セグメントと延長のサイズを拡大するには、大きめの尺度を選択します。
印刷尺度を指定