概要 - 入力ファイルを指定する(Visual LISP IDE)

ソース ファイルが AutoCAD のサポート ファイル検索パスにある場合は、ファイル名を指定するとき、パス名を省略できます。検索パスを設定するには、AutoCAD のアプリケーション メニュー [オプション]をクリックし、[ファイル]タブをクリックしてから[サポート ファイルの検索パス]を選択します。

たとえば、AutoCAD の Sample¥VisualLISP フォルダにある yinyang.lsp プログラム ファイルをコンパイルしているとき、[サポート ファイルの検索パス]が上の図に示しているように設定されている場合、次のコマンドを実行してプログラムをコンパイルできます。

(vlisp-compile 'st "yinyang.lsp")

AutoCAD sample¥visuallisp フォルダが[サポート ファイルの検索パス]にない場合は、ソース ファイルを指定するときにパス名全体を含める必要があります。例:

(vlisp-compile 'st "c:/program files/<AutoCAD installation directory>/sample/visuallisp/yinyang.lsp")

ファイル名のファイル拡張子を省略した場合、拡張子は .lsp とみなされます。

ファイル パス名を指定するとき、通常ファイル名に使用する円記号(¥)は、通常の AutoCAD の規約にしたがって、スラッシュ(/)または 2 つの円記号に置き換えてください。