DependentBundles 要素リファレンス

DependentBundles 要素は、他のプラグイン バンドルをロードするために利用可能でなければならないプラグイン バンドルを指定するために使用します。

プラグイン バンドルを正しく実行するには、他のプラグイン バンドルのファイルに従属する必要がある場合があります。DependentBundles 要素を使用すると、特定のアップグレード コードまたはバージョンのプラグインがインストールされてロードされた場合にのみ、プラグイン バンドルをロードするように AutoCAD および AutoCAD LT に指示することができます。

DependentBundles 要素は省略可能で、1 つまたは複数の DependentBundle 要素を含めることができます。DependentBundle 要素を使用して、プラグイン バンドルをロードする前にインストールしてロードする必要があるプラグイン バンドルを特定します。

DependentBundle 要素

属性

説明

UpgradeCode

従属プラグイン バンドルの ApplicationPackage 要素の UpgradeCode 属性と同一である必要があります。

VersionMin

省略可能。このプラグイン バンドルが従属するプラグイン バンドルの最小バージョンを定義します。

値は、従属プラグイン バンドルの ApplicationPackage 要素の AppVersion 属性と比較されます。

VersionMax

省略可能。このプラグイン バンドルが従属するプラグイン バンドルの最大バージョンを定義します。

値は、従属プラグイン バンドルの ApplicationPackage 要素の AppVersion 属性と比較されます。

DependentBundle 要素には、Component 要素を含める、つまりカプセル化することができます。Component 要素を追加すると、プラグイン バンドル内の特定のコンポーネント エントリへの依存関係を定義できます。Component 要素の Name 属性は、このプラグイン バンドルが従属する ComponentEntryAppName 属性と一致する必要があります。

次の例では、"GUID-Value" に一致する UpgradeCode を使用して、プラグイン バンドルの 2 つのコンポーネントへの依存関係を定義しています。

<DependentBundles>
  <DependentBundle UpgradeCode="GUID-Value" VersionMin="1" VersionMax="2">
    <Component AppName="App1" />
    <Component AppName="App2" />
  </DependentBundle>
</DependentBundles>