コマンドのエイリアスを管理するには

コマンドのエイリアスとは、コマンド名の省略形です。コマンド プロンプトに対して、コマンド名全体を入力する代わりに、省略形を入力することができます。コマンドのエイリアスを管理するには、プログラム パラメータ(PGP)ファイルを編集します。

Windows
  1. 次のいずれかの操作を行います。
    • [管理]タブ [カスタマイズ]パネル [エイリアスを編集]フライアウト[エイリアスを編集]をクリックします。 検索
    • コマンド プロンプトに対して ai_editcustfile と入力し、[Enter]を押します。次に、acad.pgp (AutoCAD)または acadlt.pgp (AutoCAD LT)と入力し、[Enter]を押します。
    • 注: 既定の PGP ファイルを開くこともできます。これを行うには、ファイル エクスプローラを起動し、自分のユーザ フォルダに移動して Application Data または AppData フォルダをダブルクリックします。次に、Roaming¥Autodesk¥<製品名>¥<リリース>¥<言語>¥Support に移動します。acad.pgp (または、AutoCAD LT の場合は acadlt.pgp)をダブルクリックし、そのファイルを編集します。使用するアプリケーションを尋ねてきたら、[メモ帳]を選択します。
  2. テキスト エディタで、一番下までスクロールして、[User Defined Command Aliases]セクションの下に新しいコマンド エイリアスを追加します。



    注: たとえば、コマンド エイリアス C を CIRCLE[円]コマンドではなく COPY[複写]コマンドを起動するように置き換える場合は、既存のコマンド エイリアス定義を変更するのではなく、[User Defined Command Aliases]セクションに新しいエントリを追加することをお勧めします。最後の定義が製品にロードされます。
  3. 必要な変更を加えたら、PGP ファイルを保存します。
  4. AutoCAD または AutoCAD ベースの製品では、コマンド プロンプトに対して、reinit と入力して[Enter]を押します。
  5. [再初期化]ダイアログ ボックスで、[PGP ファイル]をクリックします。[OK]をクリックします。
  6. 新しいコマンド エイリアスをテストし、必要に応じて PGP ファイルを編集します。
Mac OS
  1. [ツール]メニュー > [カスタマイズ] > [コマンド エイリアスの編集(PGP)]をクリックします。(ALIASEDIT コマンド)
  2. 次のいずれかの操作を行います。
    • をクリックして、エイリアスを追加します。
    • をクリックして、エイリアスを削除します。
    • エイリアスを選択して右クリックし、[編集]を選択して既存のエイリアスを変更します。
    • [ロード]をクリックして旧式の .pgp ファイルをロードし、カスタム エイリアスを現在のリストに追加します。
    • [Finder で表示]をクリックして、acaduser.pgp ファイルを検索します(別のコンピュータにファイルをコピーする場合)。
  3. [適用]をクリックして変更を適用してから変更操作を続行するか、[OK]をクリックして変更を適用してダイアログ ボックスを閉じます。
注: コマンド エイリアスへの変更は、acaduser.pgp ファイル(AutoCAD LT の場合は acadltuser.pgp)に保存されます。