[マーク/確認]ツールを使用すると、エンジニアリング工程のどの段階でプロジェクト図面に加えられた変更でも、追跡することができます。確認のために図面を渡す前に、[マーク]オプションを使用してください。各 AutoCAD Electrical ツールセット コンポーネント、線番、および開始ラダー リファレンスには非表示マークが付き、現在のプロジェクトのスクラッチ データベース ファイルのテーブルで参照されます。図面が返されると、[確認]オプションを使用して変更のレポートを生成することができます。レポートには追加、変更、コピー、または削除されたすべてのコンポーネントと線番のリストが含まれます。AutoCAD、AutoCAD LT、または AutoCAD Electrical ツールセット を使用して行われた変更がすべて検出されます。
コンポーネントまたは線番が削除されたかどうかを AutoCAD Electrical ツールセット が検出するには、プロジェクトのデータベース ファイルに保存されている MARKVERIFY テーブルを参照する必要があります。[マーク]オプションの実行後にプロジェクトのデータベース ファイルが消去された場合、続けて[確認]コマンドを実行しても、コンポーネントおよび線番の新規挿入、コピー、および編集を含む変更のみをレポートするように限定されているため、削除された項目をレポートすることはできません。
[確認]コマンドは次の項目に対する変更を検出し、レポートします。
コンポーネント タグ名 (CR101 の CR101A への変更など)
説明テキスト
スイッチ位置の文字列、定格値
開始 PLC モジュール アドレス値
端子ピン番号(スタンドアロンの端子およびコンポーネント ピン番号の両方)
カタログ番号、製造元、アセンブリ コード値
ロケーション/装置コードの値
線番
開始ラダー リファレンス番号
配線の発側/着側コード
削除された項目 - 保持されたプロジェクト データベース