回路ビルダ: 回路要素の既定を設定するには

回路ビルダ スプレッドシートの最初のシート ACE_CIRCS は回路のカテゴリ、タイプ、メイン テンプレート、および関連回路コード シート名を定義します。これらの回路コード シートには、各回路要素の既定のオプションが含まれます。

たとえば、回路テンプレートには、テンプレートの回路コード シートのメイン遮断器を参照するマーカー ブロックがあります。回路コード シートには 4 つのオプションが表示されます。

• 遮断器
• ヒューズ
• ヒューズ付き遮断器
• 断路器(ヒューズなし)

[回路環境設定]ダイアログ ボックスが開き、[回路要素]ツリー構造から、[主遮断器]を選択すると、ヒューズ付き遮断器オプションが選択されます。[環境設定]ではなく、[挿入]を選択して、ユーザ プロンプトを使用せずに回路を挿入する場合、メイン遮断器としてヒューズ付き遮断器が使われます。

既定として常に異なるオプションを選択するか、使用する場合は、この値を変更できます。

1. 回路ビルダ スプレッドシート ace_circuit_builder.xls を開きます。
2. ACE_CIRCS シートの回路のカテゴリとタイプを見つけます。たとえば、Category: 3ph Motor Circuit およびType: Horizontal - FVNR - non reversing などです。
3. 3ph_H などの[SHEET_NAME]列の値を見つけます。[3ph_H]タブを選択して、ワークシートを開きます。
4. [COMMENTS]列と[UI_TITLE]列の値を確認して、回路要素を見つけます。たとえば、[COMMENTS]: Disconnecting Means、[UI_TITLE]: Main Disconnect などです。

   [UI_PROMPT_LIST]列に示されているように、この回路要素に複数のオプションがあることに注意します。現在の既定のオプションは、[UI_DEF]列の「X」で示されます。

5. UI_DEF 列の「X」を、Circuit Breaker などの既定とするオプションを含む行に移動します。グループの「X」を含む行は 1 つだけであることを確認します。
6. スプレッドシートを保存します。