vl-list->string (AutoLISP)

整数リストに対応する文字を結合して文字列を作成します。

サポートされているプラットフォーム: Windows、Mac OS、Web

構文と要素

(vl-list->string char-codes-list)

char-codes-list

タイプ: リスト

負でない整数のリスト。各整数は 1 ～ 65536 の範囲でなければなりません。

戻り値

タイプ: 文字列

それぞれの文字が char-codes-list で指定された整数の 1 つに基づく文字で構成された文字値。

リリース情報

リリース:

• Windows の場合は AutoCAD R12 以降
• AutoCAD 2011 以降(Mac OS)

履歴

AutoCAD 2021

• char-codes-list 引数は、以前は 1 ～ 255 の範囲の整数を受け入れましたが、現在は1 ～ 65536 の範囲の整数を受け入れるようになりました。
• 戻り値は Unicode 文字をサポートするように修正されており、旧リリースと異なる場合があります。たとえば、(vl-list->string (list 49 128)) は、以前 "1€" を返していましたが、現在は "1" を返します。"1€" を返すには、コードを (vl-list->string (list 49 8364)) に更新する必要があります。
• システム変数 LISPSYS は、使用する AutoLISP エンジンと関数の動作をコントロールします。
  • 0 - ASCII 文字をサポート(従来の動作)
  • 1 または 2 - Unicode 文字をサポート
  注: システム変数 LISPSYS の値を変更した後、変更を反映するには AutoCAD を再起動する必要があります。

例

(vl-list->string nil)
""

(vl-list->string '(49 50))
"12"