acet-str-replace (AutoLISP/Express Tools)

ある部分文字列を他の部分文字列に置き換えます。

サポートされるプラットフォーム: Windows 版 AutoCAD のみ、Windows 版 AutoCAD LT、Mac OS および Web では使用できません

構文と要素

(acet-str-replace find replace string [ignoreCase [useRegExp [count]]])
find

タイプ: 文字列

検索する部分文字列。

replace

タイプ: 文字列

置換後の部分文字列。

string

タイプ: 文字列

検索対象の文字列。

ignoreCase

タイプ: T または nil

nil 以外を指定した場合、大文字と小文字を区別せずに比較を実行する必要があることを示します。

useRegExp

タイプ: T または nil

nil 以外を指定した場合、検索に正規表現を使用する必要があることを示します。

Count

タイプ: 整数

文字列内で置換を実行する回数。count がゼロまたは指定しなかった場合は、すべての出現箇所が置換されます。

正規表現の構文

この関数は、正規表現に次の定義を使用します。

. 任意の 1 文字に一致します。
* 直前の項目の 0 回以上の繰り返しに一致します。
+ 直前の項目の 1 回以上の繰り返しに一致します。
^ 文字列の先頭の空の文字列に一致します。
$ 文字列の末尾の空の文字列に一致します。
[chars] 指定したクラスの任意の文字に一致します。先頭の文字が ^ の場合は、指定したクラスに存在しない任意の文字に一致します。文字の範囲を「先頭-末尾」で指定することができます。たとえば、アルファベットの大文字を指定するには [A-Z] とします。
¥( 部分式の先頭をマークします。
¥) 部分式の末尾をマークします。
¥digit n 番目の括弧内の部分式によって以前に一致した文字列に対する繰り返しに一致します。部分式を置換文字列で参照することもできます。

戻り値

タイプ: 文字列

置換された(存在する場合)文字列を返します。