現在のビューポートに表示されているオブジェクトの簡単なシェーディング イメージを作成できます。シェーディングにより、特定のオブジェクトが塗り潰し色で塗り潰され、シェーディングされたオブジェクトの背後にある線は非表示になります。各オブジェクトは、現在の色を使用してシェーディングされます。
任意のビューで、次のタイプのオブジェクトをシェーディングできます。
- 0(ゼロ)以外の 3D 厚さのあるオブジェクト
- 円
- 塗り潰しポリゴン
- 幅のあるポリライン
- サーフェスと 3D ソリッド( AutoCAD で作成されたモデルを表示する場合)
シェーディング オプション
表示できる色が 256 色以下のシステムでは、SHADE コマンドによって生成されるイメージは、隠線が除去され、照明効果のない元の色で面が表示されます。
シェーディング オプションには次の 4 種類があります。
- [256 色表示]:エッジが表示されない状態で、シェーディングされた面が作成されます。このオプションの効果を完全に表示するには、256 色の表示色が必要です。
- [256 色エッジ表示]:エッジが背景色で表示された状態で、シェーディングされた面が作成されます。このオプションの効果を完全に表示するには、標準の 256 カラーマップによる 256 色の表示色が必要です。
- [16 色隠線処理]:隠線処理の表示をシュミレートします。 ポリゴンの面は背景色で塗り潰され、表示エッジの色はオブジェクトの色によって決まります。モノクロを含めて、どの種類のモニタでも使用できます。
- [16 色塗り潰し表示]:元の色で面が表示されますが、シェーディングは行われません。隠線を除去し、背景色の表示エッジをトレースします。この設定は、あらゆる種類のモニタで使用できます。
注: SHADE[シェーディング]コマンドでは、フラット シェーディングだけが行われます。