PARAMETERS[パラメータ管理] (コマンド) 検索
ブロック エディタでは、[パラメータ管理]には、ブロック定義に対するすべてのパラメータとユーザ定義プロパティが表示されます。
[パラメータ管理]パレットには、既定では、3 列のグリッド コントロール(名前、式、値)があります。ショートカット メニューを使用して、さらに 4 つの列([種類]、[並べ替え]、[表示]、[説明])を表示することができます。
|  
			  列  | 
 
			  説明  | 
|---|---|
|  
			  Name  | 
 
			  変数名が表示されます。  | 
|  
			  [式]  | 
 
			  実数または数式が表示されます(d1+d2 など)。  | 
|  
			  値  | 
 
			  式の値が表示されます。  | 
|  
			  その他の列  | 
|
|  
			  [種類]  | 
 
			  寸法拘束の種類または変数の値が表示されます。  | 
|  
			  [並べ替え]  | 
 
			  [プロパティ]パレットに表示されるプロパティの順序をコントロールします。  | 
|  
			  [表示]  | 
 
			  ブロック参照のプロパティとしてパラメータを表示します。  | 
|  
			  [説明]  | 
 
			  ユーザ定義変数に関連付けられているコメントまたは注記が表示されます。  | 
[種類]列は、[パラメータ管理]および[プロパティ]パレットのパラメータの書式に影響します。ブロックが尺度変更された場合のパラメータの値にも影響します。
| 種類 | 単位 | 精度 | ブロック尺度係数 | 
|---|---|---|---|
| 距離 | LUNITS | LUPREC | 尺度係数で尺度を変更 | 
| 角度 | AUNITS | AUPREC | 尺度なし | 
| 実数 | 十進数 | LUPREC | 尺度なし | 
| 面積 | 十進数 | LUPREC | 尺度の 2 乗 | 
| 体積 | 十進数 | LUPREC | 尺度の 3 乗 | 
| 文字列 | 該当なし | 該当なし | 該当なし | 
ユーザ パラメータの[種類]セルには、値の種類のドロップダウン リストが表示されます。パラメータを保存し、[プロパティ]パレットで[表示]または[非表示]に設定することができます。文字列から他の種類に変更すると、パラメータの値は 1 にリセットされます。
パラメータの名前を変更したり、等式や値を入力または修正することができます。パラメータの名前を変更すると、表およびブロック エディタ内が直ちに更新されます。
ブロック定義のパラメータは、次のカテゴリに従って編成されています。
ユーザ パラメータを表に追加することのみ行えます。表から項目を削除すると、その項目はブロック定義から自動的に削除されます。
寸法変数を作成するには、ブロック エディタ内のオブジェクトに寸法拘束を適用します。寸法変数は、[パラメータ管理]パレットの[寸法拘束パラメータ]グループ見出しの下に表示されます(AutoCAD LT では使用できません)。
ユーザ定義変数は、オブジェクト関係を作成して駆動するカスタム変数です。これらの変数には、定数や数式を含めることができます。
ユーザ定義変数を作成するには、[パラメータ管理]パレットの[新しいユーザ定義パラメータを作成]アイコンをクリックします。または、空のセルをダブルクリックして、ユーザ定義変数を作成します。
ユーザ定義変数には、次の特徴があります。
寸法変数の名前と式を編集することができます。次のいずれかを行います。
[値]列を編集することはできません。
寸法変数の名前を変更すると、図面および[パラメータ管理]パレット内の変数のすべてのインスタンスが更新されます。
無効な式は赤い文字で表示されます。
寸法変数を削除すると、図面内で現在の動作が次のように変更されます。
変数の表示をフィルタして、次のように表示できます。
セルの値を変更しても、並べ替え順序には影響しません。
[パラメータ管理]の右上コーナーの編集ボックスに名前を入力して、パラメータを検索することができます。
[パラメータ管理]パレットのショートカット メニューには、次のオプションが表示されます(AutoCAD LT では使用できません)。
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				 列見出しのショートカット メニュー  | 
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|  
				 [式]  | 
 
				 [式]列の表示/非表示を切り替えます。  | 
|  
				 値  | 
 
				 [値]列の表示/非表示を切り替えます。  | 
|  
				 [種類]  | 
 
				 [種類]列の表示/非表示を切り替えます。  | 
|  
				 [表示]  | 
 
				 [表示]列の表示/非表示を切り替えます。[表示]プロパティはブロック エディタでのみ作成することができ、寸法拘束パラメータとユーザ定義パラメータに対して設定できます。このプロパティは読み込み専用で、図面エディタで作成された寸法拘束パラメータおよびユーザ定義パラメータに対しては、[いいえ]に設定されています。  | 
| [並べ替え] |  
				 [並べ替え]列の表示/非表示を切り替えます。  | 
|  
				 [説明]  | 
 
				 [説明]列の表示/非表示を切り替えます。  | 
|  
				 [すべての列を最大化]  | 
 
				 各列の最大値を基準に、すべての列が表示されます。  | 
|  
				 行のショートカット メニュー  | 
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|  
				 [パラメータを削除]  | 
 
				 選択したパラメータを、図面と[パラメータ管理]から削除します。  | 
| [変換パラメータ] |  
				 寸法拘束パラメータとユーザ定義パラメータを拘束パラメータとユーザ定義パラメータに変換します。  | 
|  
				 セルのショートカット メニュー  | 
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|  
				 [切り取り]  | 
 
				 セルから値を削除してクリップボードに貼り付けます。  | 
|  
				 [コピー]  | 
 
				 セルの値をコピーしてクリップボードに貼り付けます。  | 
|  
				 [貼り付け]  | 
 
				 切り取りまたはコピーされた値をクリップボードからただちに貼り付けます。  | 
|  
				 [削除]  | 
 
				 選択したセルの値を削除します。  | 
|  
				 [式]  | 
 
				 式の列で使用する関数のリストが表示されます([式]セルでのみ使用可能)。  |