点、直線状、円形状、XY、回転の各パラメータでは、チェーン アクションにより、あるパラメータが変更されると、関連付けられたパラメータで対応する変更が行われます。
チェーン アクション プロパティは、パラメータがアクションの選択セットの一部である場合に、パラメータの動作に影響します。たとえば、直線状パラメータに関連付けられているストレッチ アクションの選択セットに、点パラメータが含まれているとします。ブロック参照で直線状パラメータを編集すると、これに関連付けられているストレッチ アクションによって、選択セットの変更が実行されます。選択セットには点パラメータが含まれているので、直線状パラメータを変更すると、点パラメータが編集されます。
次の例は、ブロック エディタのブロック定義を示しています。点パラメータ(「位置」というラベルが付いたパラメータ)は、ストレッチ アクションの選択セットに含まれています。
点パラメータの[チェーン アクション]プロパティを[はい]に設定すると、直線状パラメータを変更したときに、あたかもブロック参照で点パラメータをグリップやカスタム プロパティを使用して編集したかのように、点パラメータに関連付けられている移動アクションが実行されます。
[チェーン アクション]プロパティを[いいえ]に設定すると、直線状パラメータを変更しても、点パラメータに関連付けられている移動アクションは実行されません。したがって、円は移動しません。