概要 - 一貫したデザインと分かりやすい言葉(DCL)

アプリケーションのユーザ インタフェースは内部的に一貫させ、関連するアプリケーションとも一貫性を持たせるようにしてください。見慣れないダイアログ ボックスでも、そのアプリケーションや関連する他のアプリケーション、またはホスト システム内のダイアログ ボックスと同じデザインを採用すれば、とても分かりやすくなります。たとえば、[OK]や[キャンセル]などのボタンの位置を同じにすれば使いやすくなるはずです。各種のタイルに関するテクニック、たとえばテキスト ボックスに文字を入力する方法やリスト ボックスの項目を選択する方法なども、一貫性を持たせるようにしてください。一貫性を持たせるための最も良い方法は、タイルと、タイルをコントロールするコードを再使用することです。

標準化は一貫性を持たせるために役立ちます。ダイアログ ボックスのコントロールには、標準の定義を使用してください。こうすれば手間を省ける上、一貫性という点でもメリットがあり、ユーザは簡単にダイアログ ボックスを使用できるようになります。

分かりやすい言葉を使ってください。ダイアログ ボックスはグラフィカル インタフェースの一部と考えられますが、ほとんどのタイルとその情報は文字で示しています。ダイアログ ボックスのラベル、ボタンの名前、メッセージの言葉は、誰でもすぐに分かる言葉で表記し、曖昧な表現は使うべきでありません。ユーザが理解できないような専門用語は避けてください。