アプリケーションを開発するときに、『AutoLISP リファレンス』と『Visual LISP チュートリアル』以外の AutoCAD ドキュメント リソースが必要になることもあります。
AutoLISP を使用する場合は、次のリソースを使用する必要があることもあります。
- AutoCAD の『ActiveX リファレンス』および『ActiveX 開発者用ガイド』には、AutoCAD ActiveX オートメーション インタフェースのメソッド、プロパティ、オブジェクト、イベントへのアクセスに関する情報が記載されています。AutoCAD ActiveX オートメーションを使用して AutoLISP アプリケーションを開発する場合は、これらガイドが必要になるでしょう。これらのガイドは、製品のヘルプの一部としてオンラインでアクセスすることができます。(ActiveX オートメーションは、Mac OS および Web ではサポートされていません)。
- AutoCAD の『カスタマイズ』トピックには、カスタマイズ ファイルの作成と修正に関する基本情報が記載されています。たとえば、ユーザ インタフェースのカスタマイズに関する情報や、カスタム線種やカスタム ハッチング パターンの作成に関する情報が記載されています。これらのトピックは、製品のヘルプ内にあります。
- 『DXF リファレンス』では、図面交換形式(DXF™)と AutoCAD オブジェクトの属性を識別する DXF グループ コードを説明しています。図形データを記述する連想リストを使用する場合は、『DXF リファレンス』を参照する必要があるかもしれません。『DXF リファレンス』は、AutoCAD 製品のヘルプまたはオートデスクの Web サイト(www.autodesk.com/dxf)から参照することができます。
- 『ObjectARX リファレンス』および『ObjectARX 開発者用ガイド』には、ObjectARX® を使用してカスタム AutoCAD アプリケーションを開発するための情報が記載されています。AutoCAD のリアクタ機能は、ObjectARX を使用して実行されます。リアクタ関数を実行する AutoLISP アプリケーションを開発する場合は、『ObjectARX リファレンス』を参照する必要があるかもしれません。『ObjectARX リファレンス』および『ObjectARX 開発者用ガイド』は、AutoCAD プログラムとともにインストールされません。このドキュメントを入手するには、http://www.autodesk.com/objectarx-jpn から ObjectARX SDK(ソフトウェア開発キット)をダウンロードしてください。(ObjectARX の開発は、AutoCAD LT および Web ではサポートされていません)
- 『Managed .NET リファレンス』および『Managed .NET 開発者用ガイド』には、Managed .NET API を使用してカスタム AutoCAD アプリケーションを開発するための情報が記載されています。『Managed .NET リファレンス』は、AutoCAD プログラムとともにインストールされません。このドキュメントを入手するには、http://www.autodesk.com/objectarx-jpn から ObjectARX SDK(ソフトウェア開発キット)をダウンロードしてください。『Managed .NET 開発者用ガイド』は、AutoCAD 製品のヘルプから参照できます。(Managed .NET の開発は、Windows 版 AutoCAD LT、および Mac OS と Web ではサポートされていません)