概要 - マルチ テキスト内のスタック文字

分数と許容差を表す文字を、いくつかの表記基準に合わせて書式設定することができます。

スタック文字とは、マルチ テキスト オブジェクトおよびマルチ引出線内の文字に適用された、分数と許容差の書式設定のことです。

選択した文字をスタック表示するには、特殊文字を使用します。

数値と許容差の文字を自動的にスタックする

既定では、/(スラッシュ)、#(シャープ)、^(カレット)の前後に入力された数値は自動的にスタックされます。たとえば、1#3 と入力し、その後に有効な区切り文字またはスペースを入力すると、結果は 1/3 となります。

自動スタック機能は、/(スラッシュ)、#(シャープ)、^(カレット)の直前および直後に入力した数値だけに適用されます。

次の文字および記号によって、自動スタックがオンになります。
記号名 記号
ティルダ ~
アクサン グラーブ `
感嘆符 !
アット マーク @
シャープ記号 #
ドル記号 $
パーセント記号 %
カレット ^
アンパサンド &
アスタリスク *
括弧 ( )
アンダースコア _
等号 =
中括弧 { }
角括弧 [ ]
縦棒 |
円記号 \
コロン :
セミコロン ;
クォーテーション マーク "
アポストロフィ '
小なり、大なり < >
疑問符 ?
カンマ ,

許容差のスタックでは、プラス記号(+)、マイナス記号(-)、小数点(.)も自動的にスタックします。

[スタックのプロパティ]を変更するには、スタック文字を右クリックし、[スタックのプロパティ]を選択します。