アクティビティ インサイトによって、図面に対して自分または他のユーザが実行した過去のアクションを表示できます。
アクティビティ インサイトは、AutoCAD で図面ファイルを開いて作業するたびに、イベントを追跡します。また、Windows エクスプローラで図面の名前変更やコピーなど、AutoCAD の外部の一部のイベントを追跡することもできます。図面を開くと、図面内で実行された過去のイベントがアクティビティ インサイト データベースから読み取られ、[アクティビティ インサイト]パレットに時系列で表示されます。同時に、図面で作業しているときにイベントがデータベースに書き込まれ、パレットの内容が最新の状態に保たれます。
変更内容は、[オプション]ダイアログ ボックスの[ファイル]タブで指定した[アクティビティ インサイト イベントの場所]に書き込まれます。アクティビティ インサイト イベントの既定の場所は、C:¥Users¥{ユーザ名}¥AppData¥Local¥Autodesk¥ActivityInsights¥Common です。これを共有の場所に変更すると、誰が作業しているかに関係なく、すべての図面アクティビティが 1 つの共有の場所に記録されます。
アクティビティ インサイトには、DWG が外部参照としてアタッチされた場合、アタッチ解除された場合、および外部参照がバインドされた場合を含めることができます。

また、アクティビティ インサイト イベントには、図面が外部参照として他の図面にアタッチされた場合も含まれます。現在の図面を参照する図面の名前がイベントの詳細に表示されます。


AutoCAD の外部で発生する一部のイベントが、アクティビティ インサイトの表示に含まれます。次のものを含めることができます。
これらのイベントのユーザは、[アクティビティ インサイト]パレットに「不明なユーザ」として表示されます。