AutoCAD Mechanical 2018 で行われた変更の概要は次のとおりです。
高解像度(4K)モニタのサポート
AutoCAD Mechanical ツールセット のほとんどのユーザ インタフェースが、高解像度モニタの使用に対応するように最適化されました。その結果、[シンボルのプロパティ]、[シンボル設定]などのダイアログ ボックス、およびコンテンツ ライブラリ パレット、ストラクチャ カタログなどのパレットは、Windows のディスプレイのプロパティでテキスト サイズを大きくしたときに正常に拡大されます。
シームレスな更新
AutoCAD Mechanical 2018 に更新プログラムがインストールされると、そのつど、更新された機能がリボンにハイライト表示されます。
製品の品質の改善
製品の信頼性に取り組むプロジェクトにより、次の点が改善されました。
- AMSETUPDWG[図面セットアップ]で、すべてのリビジョンを、切断線と詳細ビューを定める標準に正しく移行できるようになりました。
- 面の指示記号を繰り返し移動してもシステムがフリーズしなくなりました。
- 融解貫通の溶接タイプを指定している場合に溶接記号が原点までストレッチしなくなりました。
- 計算式の編集時に、注記記号で[Ctrl]+[Z]を押すと直前の編集操作が正しく取り消されるようになりました。
- REFEDIT[インプレイス参照編集]セッション時に、Mechanical ストラクチャのエンティティが誤って削除されないようになりました。
- 画層 AM_9(非表示/隠しオブジェクト用に予約された画層)上のジオメトリが印刷されなくなりました。
- 部品表が正常に印刷できない問題が特定され、解決されました。