概要 - Genius ファイルをマイグレーションする(AutoCAD Mechanical ツールセット)

AutoCAD Mechanical ツールセット は、Genius オブジェクトを AutoCAD Mechanical ツールセット で読み込み可能なフォーマットにマイグレーションするために複数のコマンドを用意しています。

Genius 標準部品を更新する

Genius 14 を使用して作成したパーツは、現在のリリースの AutoCAD Mechanical ツールセット の標準部品データベースに追加できます。Genius 14 での元の名前を変更したユーザ作成パーツを追加する場合、これらのパーツは元の名前を使用して現在の AutoCAD Mechanical ツールセット データベースに追加され、表示されます。新しく割り当てられた名前は読み込まれません。

Genius の部品表を更新する

Genius 12 やそれ以前のバージョンで作成された図面には、インテリジェント オブジェクトは含まれていません。これらのファイルの部品表データは移行されます。図面の元のバルーンとパーツ一覧のジオメトリは変更されません。これらのバルーンとパーツ一覧を修正するには、最初から再作成します。

Genius の記号を更新する

Genius 13 や Genius 14 の記号は、Genius Intelligent Objects データを使用して移行されます。記号の表示方法(ブロック参照)のみを変更すると、移行後の結果が異なることがあります。その場合、移行された記号を手作業で更新するか、図面を保存しないか、Genius で POWEREDIT[パワーエディット]コマンドを使用して記号データを修正します。

Genius の引出線は移行されません。