降雨データを一定の割合で収集する

Hydraflow Extensions には雨量の Intensity-Duration-Frequency (IDF) Curve に関するダイアログ ボックスがあり、降雨データの入力や降雨データを含むファイルの読み込みに使用できます。[Rainfall IDF Curve] ダイアログ ボックスでは、図 6 に示されているように、IDF グラフを作成するために使用できる数式があります。既定の IDF グラフを使用する代わりに、雨量データを一定率で入力することも可能です。

図 6: 既定の IDF グラフ

ダイアログ ボックスおよび、図 7 に示されるように、数式の 1 つから生成されたグラフです。図 7 に示されるグラフでは、時間に対する雨量(in/hr)グラフの曲線を確認してください。

このデータ(in/hr)を、時間について一定率で表すように設定して、曲線ではなく直線状のグラフで情報が表示されるようにすることが望ましいことが多くあります。

図 7: 既定のグラフの曲線

一定率の降雨情報を設定

FHA の数式を利用し、一定率の値が得られるように操作することをお勧めします。図 8 に示されているように、この数式には3 つの係数がありますが、実際の値を持つのはそのうち 1 つのみです。

この数式の係数は、B、D、そして E です。D および E の値はゼロ(0)に設定します。B の値は、インチ/時間で強度を表すものになります。 ダイアログ ボックスの下部にある[OK]をクリックして、変更を保存します。

図 8: 一定率の値を設定

図 9 に表示されている結果のグラフは、直線状のグラフで、一定率から得られるものになります。

図 9: 一定率を表示するグラフ