軌道サブアセンブリのポイントおよびリンクがフローチャートに表示されるときに、Subassembly Composer の[ApplyAOR]オプションには次の効果があります。
この効果のため、1 つまたは複数のリンクに対する[ApplyAOR]オプションを指定し、フローチャート内の後続のポイントとリンクがそのリンクに依存するようにすることによって、期待されるカント動作を得ることができます。
[ApplyAOR]が指定されている項目に依存するジオメトリが正しく更新されることを確認するための検証プロセスが、Subassembly Composer で発生します。
カント プレビューの値を[カント]タブで定義して、Subassembly Composer でポイントの始点(SP)と終点(EP)を接続するリンクの[ApplyAOR]チェックボックスをオンにすると、新しいリンクの操作を行う前に 2 つのポイント(SP または EP)のいずれかがその他のポイントまたはリンクによって参照されている場合、フローチャートとリンクの両方に赤色のエラー マーカーが表示されます。リンクのエラー マーカーにカーソルを合わせると、詳細なエラー メッセージが表示されます。
次の例では、検証プロセスとエラーの解決方法について説明します。
L1 に対して[ApplyAOR]が選択されている場合、そのリンク上にエラー マーカーが表示されます。

P2 は P1 から参照されていて、P2 は L1 に対する[ApplyAOR]操作の前に実行されるため、カントに関して P2 の位置を正しく調整できず、エラー マーカーが表示されます。
これを解決するには、次の図に示すように、L1 の後になるように P2 を移動します。

次の図は、P3 から作成された P4 という名前の新しいポイントの追加を示しています。 L1 が実行された後、P4 の場所が P3 に合わせて調整されます。

以前に作成したサブアセンブリ PKT ファイルを Subassembly Composer で開く際に、ポイントまたはリンクの作成で上記の例で示したようなエラーが含まれている場合、エラー マーカーが表示されます。
この問題を解決するには、上記の例のように一連のポイントおよびリンクを修正します。