実習 3: 設定の調整および検証を行う

この実習では、いくつかのタイプの測量設定を表示し、その内容を調整します。

測量ユーザ設定は、Windows ユーザ ログイン アカウントに固有なもので、測量機能にのみ適用され、プロジェクトや図面データには適用されません。

測量データベース設定は、Autodesk Civil 3D 測量データベースの測量機能に固有のものです。

この実習は、「実習 2: 機器データベースおよび図形接頭語データベースの設定を行う」から継続しています。

ユーザ設定を指定する

    注:

    この実習では、前の実習で変更を加えた Survey-1.dwg を使用します。

  1. [ツールスペース][測量]タブで、 をクリックします。
  2. [測量ユーザ設定]ダイアログ ボックスで、次のパラメータを指定します。
    • [その他] [外部エディタを使用]: はい
    • [ネットワークのプレビュー]: すべてオン
    • [設定のプレビュー]: すべてオン
    • [図形のプレビュー]: すべてオン

    これらのチェック ボックスをオンにすると、[ツールスペース]の[測量]タブに表示されているすべての測量コンポーネントのプレビューが有効になります。

  3. [OK]をクリックします。

測量データベース設定を指定する

  1. [ツールスペース][測量]タブの[測量データベース]コレクションで、データベース Survey 1 を右クリックします。[測量データベース設定を編集]をクリックします。
  2. [測量データベース設定]ダイアログ ボックスの[精度]で、次のパラメータを指定します。
    • [角度]: 4
    • [距離]: 3
    • [標高]: 3
    • [座標]: 4
    • [緯度および経度]: 8

    これらは、測量データを表示するためのユーザ インタフェース全体に関わる精度設定であり、[図面設定]での精度設定とは無関係です。

  3. [最小二乗解析の既定値]で、次のパラメータを指定します。
    • [ネットワーク調整タイプ]: [3D]
    • [信頼レベル]: [99% の信頼性]
    • [エラー検出を実行]: [はい]
    注:

    [誤差の許容値]の値は、測量測定の許容誤差の値を指定します。このコレクションの値は、[単位]コレクションで指定した測定単位と対応します。

  4. [OK]をクリックします。

このチュートリアルを続けるには、「実習 4: 測量スタイルを設定する」に進んでください。