この実習では、既存の構造物に接続するパイプや構造物を作成して、パイプ ネットワークにパーツを追加します。
パイプ ネットワークのレイアウト時には、いつでも既存のネットワーク パーツに接続することが可能です。Autodesk Civil 3D では、作成中のパイプや構造物を既存のオブジェクトに接続したり、パイプを分割して接続位置を作成するタイミングを目で確認できます。
前の実習では、[パイプと構造物を描画]ツールを使用して、構造物とパイプを同時に配置しました。この実習では、[構造物のみを描画]ツールを使用して排水ますを追加し、[パイプのみを描画]ツールを使用して排水ますをネットワークに接続します。
この実習は、「実習 2: レイアウトでパイプ ネットワークを作成する」から継続しています。
注:
この実習では、前の実習で変更を加えた Pipe Networks-1B.dwg を使用します。また、チュートリアル フォルダから Pipe Networks-1C.dwg を開いて使用することもできます。
パイプ ネットワークに構造物を追加する
- 図面で、パイプ ネットワーク パーツを選択します。右クリックします。[ネットワークを編集]をクリックします。
- [構造物リスト]で、[偏心円柱構造物]
[Eccentric Structure 48 Dia 18 Frame 24 Cone 5 Wall 6 Floor]が選択されていることを確認します。
- [上り勾配/下り勾配を切り替える]オプションを
(下り勾配)に切り替えます。
[構造物のみ]をクリックします。
- コマンド ラインで、‘SO と入力します。
- 線形 ROAD1 のラベルをクリックして選択します。
- 測点として 960、オフセットとして 15 と入力し、構造物を作成します。
- 手順 7 を繰り返して、測点 11+10、12+60、および 13+10 から 15 フィート オフセットされた構造物を追加します。
- [Enter]を 2 回押し、[測点オフセット]と[構造物を追加]コマンドを終了します。
パイプ ネットワークにパイプを追加する
- [パイプ リスト]で、[18 Inch Concrete Pipe]が選択されていることを確認します。
- [ネットワーク レイアウト ツール]ツールバーで、[パイプのみ]をクリックします。
- 測点 9+60 から 15 フィート オフセットされた構造物上にカーソルを置きます。
パイプを構造物に接続できることを示す接続マーカー
が表示されます。
- 接続マーカーがアクティブな状態で、構造物をクリックして新しいパイプを接続します。
- 測点 9+50 から -15 フィート オフセットされた構造物上にカーソルを置きます。接続マーカーがアクティブな状態で、構造物をクリックして新しいパイプを接続します。
- コマンド ラインで、S と入力し、新しい始点を選択します。
- 手順 3 から 6 を繰り返して、測点 11+10、 12+60、および 13+10 から 15 フィート オフセットされた構造物間にパイプを追加します。
- [Enter]を 2 回押し、[測点オフセット]と[パイプを追加]コマンドを終了します。
次のチュートリアルを続けるには、パイプ ネットワーク プロパティを変更するへ進みます。