この実習では、単純な線形に片側固定曲線図形を 2 つ追加します。最初に、一連のポイントを通過する最適なパスに沿った最適フィット片側固定曲線を追加します。次に、緩和曲線がある片側反向曲線を追加します。
この時点での図面には、曲線を持つ 3 つの接線で構成された単純な線形が表示されています。次の手順では、線形の終点に片側固定曲線を 2 つ追加します。
この実習は、「実習 2: 線形に非固定曲線および非固定緩和曲線を追加する」から継続しています。
線形に片側固定曲線(最適フィット)を追加する
この実習では、前のチュートリアルで変更を加えた Align-2.dwg を使用します。また、チュートリアル図面フォルダから Align-3.dwg を開いて使用することもできます。
ポイントのグループが表示されます。これらのポイントを基にして、ポイントを通過する最適なパスに沿った片側固定曲線を作成します。
ポイントが表示されない場合は、コマンド ラインに REGEN と入力します。
[回帰データ]ビスタに、回帰分析の対象となる各ポイントに関する情報が表示されます。図面に、最適フィット曲線のパスを示す赤い破線が表示されます。各回帰データ ポイントの位置には X のマークが付きます。
[ポイント番号]列のポイント番号は、回帰データ ポイントを追加または削除した順に生成されます。これらの番号は、実際の Autodesk Civil 3D のポイント番号とは対応していません。
次に、設計により良く適合するよう一部の回帰データを修正します。
このチェック ボックスをオンにすると、曲線が回帰データから逸脱しない場合は、曲線が必ずポイント 16 を通過するようになります。
[回帰データ]ビスタが閉じ、回帰ポイント マーカーが消えます。
最適フィット曲線を修正する
[回帰データ]ビスタに元の回帰データが表示され、図面に元の最適フィット曲線が表示されます。[回帰データ]ビスタの アイコンは、線形レイアウトが回帰データと適合していないことを示します。手順 1 でグリップを移動した場合、以前に指定した場所から通過点を移動したことになります。
図形が元の位置に戻ります。
緩和曲線がある片側反向曲線を線形に追加するには
緩和曲線がある反向曲線が表示されます。
次のチュートリアルを続けるには、「チュートリアル: 線形を編集する」へ進みます。