実習 2: サーフェスをレンダリングする

この実習では、Autodesk Civil 3D の視覚化機能を使用して、サーフェスをレンダリングします。

他の Autodesk Civil 3D のオブジェクトと同様、[サーフェス プロパティ]ダイアログ ボックスでレンダリング マテリアルをサーフェスに適用する必要があります。

この実習は、「実習 1: マルチビュー ブロックをサーフェスに移動する」から継続しています。

レンダリング マテリアルをオブジェクトに適用する

    注:

    この実習では、前の実習で変更を加えた Surface-7.dwg を使用します。

  1. [ツールスペース][プロスペクター]タブで、[サーフェス]コレクションを展開します。
  2. サーフェス XGND を右クリックし、[サーフェス プロパティ]をクリックします。
  3. [サーフェス プロパティ]ダイアログ ボックスの[情報]タブで、次のパラメータを指定します。
    • [レンダリング マテリアル]: Sitework.Planting.Sand

      このレンダリング マテリアルでは、サーフェス標高のコントラストを表示します。

    • [サーフェス スタイル]: 標準
  4. [OK]をクリックします。

表示スタイルをサーフェスに適用する

    AutoCAD の「表示スタイル」を使用すると、サーフェスを基本的なレベルで簡単に視覚化できます。表示スタイルは、Autodesk Civil 3D の画面上でのプレゼンテーションに役立ちます。

  1. [表示]タブ [表示スタイル]パネル [表示スタイル]ドロップダウン [リアリスティック]をクリックします。

    この外観スタイルでは、サーフェスがシェーディングされ、ポリゴン面間のエッジがスムージングされます。サーフェスに適用したレンダリング マテリアルが表示されます。

  2. [表示]タブ [表示スタイル]パネル [表示スタイル]ドロップダウン [コンセプト]をクリックします。

    この外観スタイルでは、サーフェスがシェーディングされ、ポリゴン面間のエッジがスムージングされます。このスタイルのシェーディングでは、グーチ面スタイルを使用し、明暗ではなく寒色と暖色の変化を表現します。これは、[リアリスティック]の場合と比較して実物に近い効果を出すことはできませんが、モデルの細部を容易に確認することができます。

サーフェスをレンダリングする

  1. コマンド ラインに、RPREF と入力します。

    イメージの画質や出力サイズの変更など、さまざまなレンダリングの設定を指定できることを確認します。レンダリングしたイメージをファイルに保存する場合は、 をクリックして、[出力ファイル名]コントロールでファイル名と保存先を指定します。

  2. 次に、 をクリックします。

    [レンダリング]ウィンドウに、サーフェスとブロックがレンダリングされます。複数のサーフェスやオブジェクトに適用されたレンダリング マテリアルを含む図面で、レンダリングの効果をはっきりと確認することができます。