実習 1: 測量データを表示する

この実習では、[ツールスペース][測量]タブおよびパノラマ ビスタを使用して、フィールド ブック ファイルから読み込んだデータをいくつか表示します。

また、Autodesk Civil 3D の[プロスペクター]タブおよび図面において、新規作成したネットワーク オブジェクトおよび図形オブジェクトを選択します。

測量データを表示する

    注:

    この実習では、前の実習で My Civil 3D Tutorial Data フォルダに保存した Survey-3.dwg を使用します。この図面を保存していない場合は、チュートリアル図面フォルダにある Survey-3.dwg のコピーを使用することができます。ただし、この場合、測量データを更新すると、オブジェクトが重複してしまいます。

  1. [ツールスペース][測量]タブで、[測量データベース]Survey 1 [ネットワーク]Survey Network 1 を展開し、コントロール ポイント、方向、設定などを含む測量データのコレクションを表示します。
    注:

    コレクションが展開できない場合は、データベース名を右クリックし、[開いて編集する]をクリックします。

  2. コントロール ポイントを表示する場合は、[コントロール ポイント]コレクションをクリックします。

    コントロール ポイントが、[ツールスペース]のリスト ビューに表示されます。

    注:

    既定では、[ツールスペース]がドッキングされている場合、このリスト ビューは[ツールスペース]の下部に表示されます。

  3. 設定を表示する場合は、[設定]コレクションを選択します。

    設定が、[ツールスペース]のリスト ビューに表示されます。

  4. 設定の観測情報を表示する場合は、その設定を右クリックし、[観測情報を編集]をクリックします。

    [観測エディタ]ビスタとともに、選択した設定の観測情報がすべて表示されます。

    注:

    設定の観測情報は、図面内で強調表示されます。

  5. をクリックして、[観測エディタ]を閉じます。
  6. 図形を表示する場合は、[図形]コレクションを選択します。

    図形が[ツールスペース]のリスト ビューに表示されます。

  7. [ツールスペース][プロスペクター]タブをクリックして、[測量]コレクションを展開し、測量ネットワークおよび測量図形のコレクションを表示します。

    これらのコレクションは、測量ネットワークおよび測量図形の図面オブジェクトのコレクションであり、[測量]タブに表示される測量データベース データとは異なります。

測量データを参照する

  1. 図面内の図形を表示するには、[プロスペクター]タブで、[図形]コレクションを展開し、図形の名前(BLDG1 など)を右クリックして、[ズーム]をクリックします。

    図面では、選択した測量図形がズームされます。

  2. 図面内で、ズームした図形を選択します。右クリックします。[測量データを参照]をクリックします。

    [ツールスペース]が、図形が選択された状態の[測量]タブに切り替わります。図形の測量データが[図形エディタ]に表示されます。

    注:

    チュートリアル図面フォルダにある Survey-3.dwg を使用した場合、関連付けられた測量データベースが使用できない状態であると通知されます。[OK]をクリックします。

  3. 図面ウィンドウで、BLDG1 から延長する測量ネットワーク コンポーネントのいずれかにカーソルを合わせます。このネットワーク オブジェクトのプロパティがツールチップに表示されます。
  4. ネットワーク オブジェクトを右クリックします。[測量ネットワークを参照]をクリックします。

    [ツールスペース][測量]タブで、測量ネットワークが選択されます。測量ネットワークの測量データがリスト ビューに表示されます。

  5. 前のイメージに表示されている測量ネットワーク コンポーネントを 1 つ[Ctrl]を押しながらクリックして、右クリックします。[測量データを参照]をクリックします。

    関連する設定が[観測エディタ]ビスタで強調表示されます。

  6. をクリックして[観測エディタ]ビスタを閉じます。

このチュートリアルを続けるには、「実習 2: 図形を編集する」に進んでください。