実習 2: グレーディング基準を作成する

この実習では、排水溝のグレーディング用にグレーディング基準セットを作成し、次に 3 つの基準をセットで作成します。

各グレーディング基準によって、グレーディングされた勾配を作成するための標準公式が提供されます。各基準値は、個別のグレーディングで変更されないようにロックできます。

この実習は、「実習 1: グレーディング設定を確認する」から継続しています。

基準セットを作成する

    注:

    この実習では、前の実習で変更を加えた Grading-1.dwg を使用します。

  1. [ツールスペース]の[設定]タブで、[グレーディング]コレクションを展開します。
  2. [グレーディング基準セット]コレクションを展開します。

    [グレーディング基準セット]コレクションには、図面の既存のグレーディング セットが表示されます。グレーディング基準セットを新規作成し、このセットの中に新しい基準を 2 つ作成します。

  3. [グレーディング基準セット]を右クリックします。[新規作成]をクリックします。
  4. [グレーディング基準セット プロパティ]ダイアログ ボックスで、[名前]フィールドに Ditch Criteria Set と入力し、必要に応じて説明を入力します。
  5. [OK]をクリックします。

    新しい基準セットが[グレーディング基準セット]コレクションに表示されます。

グレーディング基準を作成する

  1. [Ditch Criteria Set]を右クリックます。、[新規作成]をクリックします。
  2. [グレーディング基準]ダイアログ ボックスで、[情報]タブをクリックします。
  3. [名前]フィールドに、Distance @ -6% と入力します。

    この基準は、10 フィートの距離で -6% の勾配を作成します。

  4. [基準]タブをクリックして、次のパラメータを設定します。
    • [ターゲット]: 距離
    • [距離]: 10.000
    • [投影法]: 勾配-比率
    • [形式]: 勾配
    • [勾配]: -6.000%
  5. [勾配]パラメータで、 をクリックして に変更してください。グレーディング基準の勾配値をロックすると、基準を使用するたびに値を指定するプロンプトが表示されなくなります。
  6. [OK]をクリックします。

2 番目のグレーディング基準を作成する

  1. 上記の手順を繰り返して、2 番目の基準を作成します。ただし、名前として Surface @ 4-1 Slope を使用し、基準として次の値を設定してください。
    • [ターゲット]: サーフェス
    • [投影法]: 切土/盛土法面
    • [検索順序]: 最初に切土

    [切土法面投影]および[盛土法面投影]のプロパティ グループの両方に、次の値を設定してください。

    • [形式]: 勾配-比率
    • [勾配]: 4:1

    この基準は、既存のサーフェスに 4 対 1 の比率の勾配を作成します。

  2. [OK]をクリックして、[グレーディング基準]ダイアログ ボックスを閉じます。

3 番目のグレーディング基準を作成する

  1. 上記の手順を繰り返して、3 番目の基準を作成します。ただし、名前として Relative Elevation @ 3-1 Slope を使用し、基準に次の値を設定してください。
    • [ターゲット]: 相対標高
    • [相対標高]: -3.0
    • [投影法]: 勾配-比率
    • [形式]: 勾配-比率
    • [勾配-比率]: 3:1

    この基準は、相対標高 -3 フィートで 3 対 1 の比率の勾配を作成します。

このチュートリアルを続けるには、「実習 3: グレーディング スタイルを作成する」に進んでください。

親トピック: チュートリアル: グレーディング基準を設定する