[印刷とパブリッシュ]タブ([オプション]ダイアログ ボックス)

印刷とパブリッシュに関するオプションをコントロールします。

[新規図面の既定の印刷設定]

新規図面や、AutoCAD Release 14 以前のリリースで作成され AutoCAD 2000 以降の形式ではまだ保存されていない図面の既定の印刷設定をコントロールします。

[既定の出力デバイスを使用]

新規図面や、AutoCAD Release 14 以前のリリースで作成され AutoCAD 2000 以降の形式ではまだ保存されていない図面の既定の出力デバイスをコントロールします。このリストには、プロッタ環境設定検索パスにあるすべてのプロッタ環境設定ファイル(PC3)と、システムで環境設定されているすべてのシステム プリンタが表示されます。

[正常に印刷された最後の印刷設定を使用]

最後に正常に印刷された設定と同じ印刷設定を使用します。

[プロッタを追加または環境設定]

プロッタ管理ウィンドウ(Windows システム ウィンドウ)が表示されます。

[ファイルへ出力]

ファイルへ出力処理の既定の場所を指定します。新しい場所を入力することも、[...]ボタンをクリックして新しい場所を指定することもできます。

[バックグラウンド処理のオプション]

バックグラウンドの印刷とパブリッシュに関するオプションを指定します。バックグラウンド印刷は、印刷またはパブリッシュ ジョブを開始し、即座に図面ファイルに戻って、印刷またはパブリッシュ処理中も作業を続けるのに使用できます。

バックグラウンド印刷とパブリッシュの詳細は、ステータス バーの[印刷/パブリッシュの詳細レポート]アイコンのショートカット メニューから参照できます。

AutoCAD を実行していなくても、Windows コマンド プロンプトで acad/pl <DSD ファイル名> と入力すると、ジョブを印刷またはパブリッシュできます。

[次の場合にバックグラウンド処理を行う]

印刷とパブリッシュに対してバックグラウンド印刷をオンにするかどうかを指定します。

  • [印刷]: 印刷ジョブがバックグラウンドで処理されます。
  • [パブリッシュ]: パブリッシュ ジョブがバックグラウンドで処理されます。

[印刷とパブリッシュのログ ファイル]

印刷とパブリッシュのログ ファイルをカンマ区切り値(CSV)ファイルとして保存するオプションをコントロールします。カンマ区切り値(CSV)ファイルは、スプレッドシート プログラムで表示できます。

このログ ファイルには、印刷とパブリッシュに関する次の情報が含まれます。

[印刷とパブリッシュのログ ファイルを自動的に保存]

すべての印刷とパブリッシュ ジョブに関する情報を含むログ ファイルが自動的に保存されるように指定します。

[1 つのログにすべての印刷ジョブを保存]

すべての印刷とパブリッシュ ジョブに関する情報を含むログ ファイルが自動的に保存されるように指定します。

[印刷ジョブごとに個別のログを保存]

印刷とパブリッシュの各ジョブごとに別のログ ファイルが作成されるように指定します。

[一般的な印刷オプション]

用紙サイズの設定、システム プリンタの警告動作、OLE オブジェクトの処理などの一般的な印刷環境に関するオプションをコントロールします。

[可能な場合はレイアウト用紙サイズを保持]

[ページ設定]ダイアログ ボックスで指定されている用紙サイズを使用します。ただし、選択している出力デバイスでこの用紙サイズに印刷できる場合に限ります。選択した出力デバイスがこの用紙サイズでは印刷できない場合、警告メッセージが表示され、印刷構成ファイル(PC3)または既定のシステム設定(出力デバイスがシステム プリンタの場合)のいずれかに指定されている用紙サイズが使用されます。

[印刷デバイスの用紙サイズを使用]

プロッタ環境設定ファイル(PC3)で指定されている用紙サイズ、または、出力デバイスがシステム プリンタの場合は既定のシステム設定で指定されている用紙サイズを使用します。

[システム プリンタ スプールの警告]

入力または出力ポートの競合により印刷図面がシステム プリンタにスプールされた場合に、警告を表示するかどうかをコントロールします。

  • [常に警告(および エラーをログ)]: 印刷図面がシステム プリンタにスプールされた場合、警告を表示し、常にエラーを記録します。
  • [最初のみ警告(および エラーをログ)]: 印刷図面がシステム プリンタにスプールされた場合、一度だけ警告を表示し、常にエラーを記録します。
  • [警告なし(および 最初のエラーをログ)]: 印刷図面がシステム プリンタにスプールされた場合、警告を表示せずに最初のエラーのみを記録します。
  • [警告なし(エラーをログしない)]: 印刷図面がシステム プリンタにスプールされても、警告を表示せず、エラーも記録しません。
[OLE の印刷品質]

印刷される OLE オブジェクトの品質を指定します。選択できるオプションは、[白黒(スプレッド シートなど)]、[グラフィックス(色の付いた文字、円グラフなど)]、[高品質グラフィックス(写真など)]、[自動選択]です。[自動選択]オプションでは、OLE オブジェクトの種類に基づいて印刷品質が設定されます。

[OLE オブジェクトの印刷に OLE アプリケーションを使用]

OLE オブジェクトを含む図面を印刷する場合に、OLE オブジェクトの作成に使用されたアプリケーションを起動します。このオプションを使用することによって、印刷する OLE オブジェクトの品質を最適化できます。この設定は図面に保存されます。

[システム プリンタを非表示]

[印刷]および[ページ設定]ダイアログ ボックスに、Windows システム プリンタを表示するかどうかをコントロールします。このチェック ボックスをオンにしたときに非表示になるのは標準の Windows システム プリンタだけです。AutoCAD ベースの製品の[プロッタを追加]ウィザードを使用して環境設定した Windows システム プリンタは非表示にはなりません。

Plotters フォルダとそのサブフォルダからデバイスの PC3 ファイルを移動することにより、[印刷]および[ページ設定]ダイアログ ボックスのデバイス リスト ボックスのサイズをコントロールできます。

[印刷オフセットの基準]

印刷領域を印刷可能領域の左下コーナーからオフセットするか、用紙のエッジからオフセットするかを指定します。

[印刷可能領域]

印刷オフセットを印刷可能領域を基準にして指定します。

[用紙のエッジ]

印刷オフットを用紙のエッジを基準にして指定します。

[印刷スタンプ設定]

[印刷スタンプ]ダイアログ ボックスが表示されます。

[印刷スタイル テーブル設定]

[印刷スタイル テーブル設定]ダイアログ ボックスが表示されます。