状態変数の出力を要求する

状態変数を結果ファイルに書き込むように要求し、表示できるようにします。

Helius PFA は、ANSYS の状態変数を使用してモデルの各積分点における繊維と母材についての情報を格納します。ANSYS の状態変数を表示するには、結果(.rst)ファイルに状態変数(SVAR)を書き込む必要があります。

  1. CNVTOL コマンドの直下に以下のコマンドを入力します。

    OUTRES,SVAR,ALL

    このコマンドを実行すると、すべての状態変数が各サブステップの結果ファイルに書き込まれます。

  2. このコマンドの下に次のコマンドを入力します。これらのコマンドを使用して、反力を計算することができます。

    OUTRES,NSOL,ALL 
    OUTRES,NLOAD,ALL
    OUTRES,RSOL,ALL
  3. ファイルを保存します。

注: Tutorial_2_ANSYS.ans 内では、コマンド KEYOPT, 1, 8, 1 は断面のすべてのレイヤの上部と下部の積分点を保存します。既定では、最下部のレイヤの下部および最上部のレイヤの上部の積分点のデータのみを保存します。