Inventor には、指向性照明、環境の(IBL)照明、環境の照明と指向性照明を組み合わせた照明(ブレンドされた照明)の 3 タイプのモデル シーン照明が用意されています。作業環境、ビジュアル コミュニケーション、デザイン プレゼンテーションを強化するには、照明スタイルを使用します。
新機能の紹介: 2024
付属の照明スタイルがいくつか用意されています。ユーザ独自のスタイルを作成するには、新しいスタイルの土台として既存のスタイルを使用して、スタイル要素を必要に応じて修正します。
照明スタイル
スタイルには、グローバル スタイルまたはローカル スタイルがあります。これらは、アイコンで区別されます。
指向性照明で、ライブラリに保存されたグローバル スタイル
指向性照明で、ドキュメントに保存されたローカル スタイル
環境の照明(IBL とも呼ばれます)で、ライブラリに保存されたグローバル スタイル
環境の照明で、ドキュメントに保存されたローカル スタイル
- ブレンドされた照明で、ライブラリに保存されたグローバル スタイル
Inventor には、ブレンドされたスタイルとして、暗い空、薄暗い部屋、無限プール、シュツットガルトの中庭、落ち着いた青などがあります。
- ブレンドされた照明で、ドキュメントに保存されたローカル スタイル
環境の照明
環境の照明は、スタイルと関連して使用されるイメージから、照明パラメータを派生します。このイメージは、(実際の照明への対応が向上した)光源の場所および照度または輝度の値を提供し、よりリアルな表示感覚をもたらします。シーン照明は、この 360 度のイメージから得られ、よりリアルな結果をもたらします。スタイル設定は、露出、回転、および尺度をコントロールします。
環境のイメージ ソースは、シーンにおける 3D の背景として使用できます。この背景は光源の視覚的な連続性を提供し、高い反射率の値で定義された材料に表示されます。
カスタム IBL 環境ライティング
照明スタイルで使用するイメージを読み込むと、そのイメージは環境フォルダに自動的に追加されます。
- 現在のマシンの環境フォルダを、モデルを開いて表示する(ターゲット)マシンにコピーします。
- ターゲットマシンのアプリケーション オプションの
[ファイル]タブで、コピーしたフォルダの場所に環境フォルダを設定します。
指向性照明
標準の照明は、最大 4 つの指向性照明で構成され、各照明のチェック ボックスをオンにするとシーンで使用されます。各照明には、色、輝度、相対移動(カメラ スペースまたは ViewCube スペース)、および位置の設定があります。
標準の照明スタイルごとに、明るさ、間接光、影の方向の設定があります。
ブレンドされた照明
ブレンドされた照明は、環境の照明と指向性照明の組み合わせで構成され、独自のシーン照明スキームを実現します。標準の照明のオンとオフを切り替えるには、[照明]タブに移動し、照明アイコン 
をクリックして、オンとオフを切り替えます。設定を変更するには、一般的な方法を使用します。
[影]
アクティブな照明スタイルは、影の方向と外観を設定します。
影を表示するには、[表示]タブ[外観]パネルの[影]リストから、使用する影のオプションを選択します。