動的に荷重を受けたばねを計算するときに使用される係数です(寿命 N > 10 5 の作動ストロークの循環疲労荷重)。これは、ばねの耐久限度と、全荷重を受けるばね材料のねじり応力との比で表され、たとえば k f ≈τ e / τ 8 です。標準の使用条件の場合、疲労限度における安全率 k f の推奨値は 1.1 ~ 1.5 の範囲です。一般的に、高温または衝撃荷重を受ける過酷な環境で動作するばねには、高い kf 値を使用します。過酷な環境はばねの疲労強度に重大な影響を及ぼします。これは、材料および過酷な環境のタイプによっては、ばねの許容荷重を 5 分の 1 に減少させうるためです。