中空軸
中実軸
C 1 = C 1A + C 1B
Δ = p T D 1 C 1 + H
実際の最小干渉
実際の最小干渉は、必要な伝達荷重の条件から計算されます。干渉が小さすぎると、必要な荷重が転送されません。
|
|
または |
|
|
|
||
実際の最大干渉
実際の最大干渉は、材料の強度限界の条件から計算されます。干渉が大きすぎると、ハブまたは軸の材料が破損します。
|
ハブ |
軸 |
|
|
|
中空軸
次の不等式が真である必要があります。
Δ' max ≤ p' Amax D 1 C 1 + H
Δ' max ≤ p' Bmax D 1 C 1 + H
中実軸
次の不等式が真である必要があります。
Δ' max ≤ p' Amax D 1 C 1 + H
Δ' max ≤σ B D 1 C 1 + H
この 2 つの不等式から求められる最小干渉が最大干渉として選択されます。
最大干渉および最小干渉
この計算では、対応する規格(ISO、ANSI、JIS など)に準拠したはめあいを設計します。標準のはめあいは、最大干渉および最小干渉の限界を超えることはできません。別の計算パーツを対象とする最大干渉および最小干渉は、選択したはめあいに基づいて設定されます。対応するはめあいを選択できない場合、許容差は数値で表され、[公差]フィールドを 2 等分することによって計算されます。
外部パーツの外径の拡大
Δ' max ≤ p' Amax D 1 C 1 + H
Δ' max ≤σ B D 1 C 1 + H
この 2 つの不等式から求められる最小干渉が最大干渉として選択されます。
直径 D 2 の最大縮小を計算する場合は、Δ max を Δ に置き換えます。
直径 D 2 の最大縮小を計算する場合は、Δ min を Δ に置き換えます。
内部パーツの内径の縮小
直径 D 3 の最大縮小を計算する場合は、Δ max を Δ に置き換えます。
直径 D 2 の最大縮小を計算する場合は、Δ min を Δ に置き換えます。
プレス力の計算
外部パーツの加熱温度の計算
内部パーツの加熱温度の計算
トルク
M p = Fp D 1 /2
使用される変数の意味:
|
M p |
トルク |
|
E A |
[弾性係数] |
|
E B |
[弾性係数] |
|
μA |
[ポアソン比] |
|
μB |
[ポアソン比] |
|
D 1 |
外部パーツ(ハブ)の外径 |
|
D 2 |
圧入の直径(計算されたはめあいの呼び径) |
|
D 3 |
内部パーツ(軸)の内径 |
|
L |
接続長さ |
|
F pmax |
最大圧力 |
|
F pmin |
最小圧力 |
|
k |
[安全率] |
| ν |
締付け係数 |
|
ν 1 |
プレス時の締付け係数 |
|
σ A |
外部パーツ(ハブ)の熱膨張 |
|
σ B |
内部パーツ(軸)の熱膨張 |
|
H |
面の滑らかさ |
|
V |
アセンブリのクリアランス |
|
P max |
最大接触圧力 |
|
P min |
最小接触圧力 |
|
p' Tmin |
実際の最小接触圧力 |
|
p Tmin |
実際の最小接触圧力 |
|
p Tmax |
最大接触圧力 |
|
p' Amax |
外部パーツの穴における許容圧力 |
|
p' Bmax |
内部パーツの穴における許容圧力 |
| Δ |
[しめしろ] |
|
Δ' min |
実際の最小干渉 |
|
Δ' max |
実際の最大干渉 |
|
Δ min |
最小しめしろ |
|
Δ max |
最大しめしろ |
|
α A |
外部パーツ材料の熱膨張係数 |
|
α B |
内部パーツ材料の熱膨張係数 |
|
t |
基準温度 |