[簡略化]コマンドは、アセンブリから派生ソリッドまたは派生サーフェス コンポジット パーツを作成します。

[簡略化]コマンドを使用することにより、コンポーネントとフィーチャを削除してアセンブリ内のコンテンツを削減し、簡略化パーツ ファイルを出力します。コマンドが開始されると、アクティブなモデル状態、デザイン ビュー、および位置ビューが[初期状態]グループに設定されます。ここから、簡略化モデルを定義するパラメータを調整します。オプションを選択すると、無効な他のオプションは非表示になります。
[簡略化]コマンドは、簡略化パーツの作成と編集の両方に使用します。従来のシュリンクラップ パーツは、編集時に[簡略化]プロパティ パネルを使用します。
[簡略化]コマンドは、モデルが簡易モードの場合はアクセスできません。
BIM コンテンツ環境からアクセスすると、出力タイプは[代替]にロックされます。下の手順 7 を参照してください。

[簡略化]パネルで、
[簡略化]をクリックします。[簡略化]プロパティ パネルが表示されます。

同じ方法を使用して、独自のプリセットを作成できます。詳細については、「プリセットを使用するには」を参照してください。

モデル状態アクティブなモデル状態には、エンベロープのサイズを定義するコンポーネントが含まれます。モデル状態を変更すると、エンベロープのサイズに影響します。
表示アクティブなデザイン ビューが表示されます。デザイン ビューを変更しても、エンベロープのサイズには影響しません。
[関連付け]オプションをクリックして、簡略化モデルをデザイン ビューにリンクします。このオプションは、マスター デザイン ビューでは使用できません。
位置コンポーネントの位置は、エンベロープのサイズの定義に影響します。位置ビューを変更すると、エンベロープのサイズに影響を与える可能性があります。

置換の選択肢は、以下のとおりです。
[なし]: 簡略化にエンベロープを使用しない場合は、このオプションを選択します。コンポーネントとフィーチャのグループを使用できます。
[オールインワンのエンベロープ]: 最上位アセンブリにエンベロープを作成します。詳細は省略されますが、デザインの「禁止」領域を開発するのに役立ちます。このオプションを選択すると、コンポーネントとフィーチャのグループが非表示になります。
[各最上位コンポーネント]: アセンブリのトップ レベル コンポーネントにエンベロープを作成します。コンポーネント選択ツールが表示されます。フィーチャ選択ツールは非表示になります。
[各パーツ]: アセンブリ内のすべてのパーツにエンベロープを作成します。フィーチャ選択ツールは非表示になります。


[パーツ優先]または
[コンポーネント優先]のいずれかを選択します。
[すべてのオカレンス]オプションをクリックします。

をクリックし、対角線の値を指定するパーツまたはコンポーネントを選択します。
[パーツ優先]
[コンポーネント優先]
選択した項目のすべてのオカレンスを選択するには、
[すべてのオカレンス]オプションをクリックします。
[除外を表示]をクリックして、簡略化モデルに含まれないコンポーネントを表示するか、
[追加を表示]をクリックして、簡略化モデルに追加するコンポーネントを表示します。どちらのモードで表示しても、編集フィールドに表示される数値はラベルが基準になります。




[なし] (既定): このタイプのフィーチャは削除されません。
[すべて]: このタイプのすべてのフィーチャが削除されます。
[範囲]: 指定したパラメータ以下のフィーチャがすべて削除されます。削除する最大サイズを定義する値を指定します。
[ハイライト表示]: 削除するフィーチャに色を適用します。

[モデルの向き]: エクスポート プロセスでは、Inventor ViewCube の上面と Inventor の Y 軸を参照します。Y 軸が上面に対して垂直な場合、Inventor の Z 軸が ViewCube の上面に対して垂直になるようにモデルが回転します。



選択肢:
シームがない単一のソリッド
シームがある単一のソリッド
各ソリッドを維持
単一コンポジット
以下が一般的な設定です。
[代替]フォルダを展開します。



[スタイル]
パーツまたはアセンブリが代替コンポーネントとして作成されると、そのコンポーネントのコンテキスト メニューに「代替」と呼ばれる読み取り専用ステータスが表示されます。[代替]チェックボックスをオンにすると、そのパーツまたはアセンブリは代替モデルになります。したがって、すべてのパーツ ファイルに代替ステータスが設定されます。コンポーネントが代替コンポーネントとして作成された場合にのみオンになります。
