アセンブリに角度拘束を配置するには
[拘束]を使用して[角度]拘束を作成する
[拘束]または[アセンブリ]コマンドを使用して、2 つのアセンブリ コンポーネントの間に角度拘束を配置します。角度拘束は、エッジや平面の間の角度を設定します。
まず、拘束するコンポーネントをアセンブリ ファイルに配置します。
リボンで、
[アセンブリ]タブ
[関係]パネル
[拘束]
の順に選択します。
[アセンブリ]タブを選択し、[タイプ]ボックスで[角度]を選択します。
コンポーネントが目的の位置に近い場合には[オフセットと向きを予想]チェック ボックスをオンにします。選択したオブジェクト間の角度が自動的に[角度]フィールドに入力されます。
1 番目の面またはエッジを選択します。必要に応じて、[1 番目の選択]をクリックして、選択を有効にします。
1 番目の選択を拘束する 2 番目の面またはエッジを選択します。必要に応じて、[2 番目の選択]をクリックして、選択を有効にします。
[直接参照ベクトル]オプションを使用すると、[3 番目の選択]コマンドが使用可能になります。面、直線状エッジ、作業平面、または作業軸を選択します。これを選択することにより、最初の 2 つの選択からのベクトルに対するクロス積(Z 軸)の方向が示されます。必要に応じて、[3 番目の選択]をクリックして、選択を有効にします。
注:
配置を確実にするには、固定コンポーネントで 3 番目の選択を行います。
[拘束タイプ]ボックスで、適切な拘束タイプを選択します。
すべての場合において右手の法則を適用するには、[有向角]を選択します。角度が 0 もしくは 180°の場合には、逆方向に向く場合があります。Z 軸またはベクトル積を推定します。
どちらか一方を適用するには、[非有向角]を選択します。解決された位置が最後に計算された位置に近い場合、既定の動作は左手の規則の適用です。Z 軸またはベクトル積を推定します。
[直接参照ベクトル]を選択して、Z 軸または最初の 2 つの選択のクロス積を選択して定義します。
必要であれば、[角度]フィールドに角度を入力します。
拘束の名前を変更するか限界値を設定する
限界値には次のルールが適用されます。
連結した合計が 180 度を超えない場合には、-180 度~ 180 度の非有向角がサポートされます。
連結した合計が 360 度を超えない場合には、直接参照ベクトルの限界に相当する -360 ~ 360 度がサポートされます。
限界値は[有向角]では使用できません。
[詳細]を選択します。
[名前]ボックスで、拘束の名前を入力します。空白のままにすると、既定の名前が作成されます。
[最大]をオンにして、最大の限界位置を指定する値を入力します。
[最小]をオンにして、最小の限界位置を指定する値を入力します。
[オフセットをレスト位置として使用]をオンにし、静止位置を指定するための要求値を[オフセット値]ボックスに入力します。
限界値を解除するには、チェック ボックスをオフにします。値は、無効な状態で維持されます。
[プレビューを表示]が選択されている場合は、拘束が適用された状態を確認できます。どちらかのコンポーネントがアダプティブな場合、拘束はプレビューされません。
[適用]をクリックして拘束の指定を続行するか、[OK]をクリックして拘束の指定を終了し、ダイアログ ボックスを閉じます。
[アセンブリ]を使用して[有向角]拘束を作成する
リボンで、
[アセンブリ]タブ
[関係]パネル
[アセンブリ]
の順に選択します。
位置を変更するコンポーネントの面またはエッジを選択します。
位置を変更しないコンポーネントの面またはエッジを選択します。
拘束タイプのリストから[角度 - 有向角]を選択します。
角度の値を入力します。
次のいずれかを選択します。
拘束の定義を続けるには、[適用]をクリックします。
拘束を作成して、[アセンブリ]コマンドを終了するには[OK]をクリックします。
選択を削除して、拘束の定義を続けるには、[元に戻す]をクリックします。
選択対象のコンポーネントが他のコンポーネントに隠れている場合には、次のいずれかの操作を実行してください。
選択対象のコンポーネントを隠しているコンポーネントを一時的に非表示にしてから拘束を指定します。非表示にするコンポーネントをクリックして選択し、右クリックして[表示設定]を選択します。
選択可能なジオメトリを特定のパーツに限定するために、ダイアログ ボックスで[最初にパーツをクリック]を選択し、拘束するコンポーネントをクリックします。選択モードに戻るには、このチェック ボックスをオフにします。
親トピック:
アセンブリ拘束