IDF コンポーネントをコンテンツ センター ライブラリにパブリッシュするには

コンテンツ センター ライブラリにパブリッシュする IDF パーツをオーサリングするには、[IDF コンポーネント]コマンドを使用します。[IDF コンポーネント]コマンドを使用してパブリッシュされた IDF パーツは、対応するパーツとともに IDF ファイルをインポートしたり開く際に自動的に使用されます。

IDF コンポーネント名に次の記号を使用しないでください。下記のいずれかの記号が IDF コンポーネント名で使用されている場合、IDF コンテンツ センター ライブラリにパブリッシュすることができません。\、/、:、*、?、“、<、>、| パブリッシュ ウィザードでは、OS のファイル名でサポートされていないその他の記号に加え、スラッシュもコンポーネント名に使用することができません。

パーツ名を作成する元の ECAD/PCB 設計に下記の文字が使用されていないことを確認してください。この確認作業を行うことで、ファイルを Inventor にインポートした後、IDF パーツを Inventor IDF コンテンツ センター ライブラリに容易にパブリッシュできます。下記のいずれかの記号が IDF コンポーネント名で使用されている場合、IDF コンテンツ センター ライブラリにパブリッシュすることができません。

IDF コンポーネントをパブリッシュするには

重要: 開始する前に、IDF コンポーネントの読み取り/書き込みライブラリを作成します。読み取り/書き込みライブラリを作成するには
  1. Inventor で IDF パーツを開きます。
  2. リボンで、[管理]タブ[オーサリング]パネル[IDF コンポーネント オーサリング]の順にクリックします。
  3. [IDF コンポーネント オーサリング]ダイアログ ボックスで、コンポーネント タイプを選択します。
    • 電気
    • 機械

    選択したコンポーネント タイプに基づいて、既定のオーサリング情報が決定します。

  4. コンポーネントの原点を指定します。コンポーネントの原点に応じて、異なる UCS を設定できます。作成した UCS を使用して、異なるコンポーネントの原点を定義できます。
  5. [すぐにパブリッシュ]をクリックして、パブリッシュ プロセスを開始します。[パブリッシュ ガイド]ダイアログ ボックスが表示され、ガイドに沿ってパブリッシュ プロセスを進めます。
  6. [パブリッシュ ガイド]ダイアログ ボックスで次の操作を実行します。
    • パブリッシュしたパーツの保存場所に使用するライブラリを選択します。
    • 言語を選択します。
    • [次へ]をクリックします。
  7. 次の[パブリッシュ ガイド]ダイアログ ボックスで、パーツをオーサリングしているカテゴリが表示されます。

    別のカテゴリを選択した場合、パーツのオーサリング情報が失われるという内容の警告が表示されます。

  8. [パブリッシュ ガイド]の[ファミリ列をカテゴリ パラメータに割り当て]で、[次へ]をクリックします。
  9. (必須)[パブリッシュ ガイド]の[ファミリ キー列を指定]で、部品番号を選択して[キー列]に追加します。
    重要: IDF ファイルをインポートしたり開く際に、コンテンツ センターのコンポーネントを正常に開くには、[パブリッシュ ガイド]ダイアログ ボックスで、部品番号をキー列に追加する必要があります。Inventor では、ファミリ名と部品番号に基づいて、コンテンツ センターの対応する IDF コンポーネントを特定して配置します。
  10. (必須)[パブリッシュ ガイド]の[ファミリ プロパティを設定]で、コンポーネント名のみが[ファミリ名]フィールドに表示されるようにファミリ名を編集します。次に例を示します。

  11. [パブリッシュ ガイド]ダイアログ ボックスの[ファミリ サムネイル画像を設定]で、[パブリッシュ]をクリックします。
コンテンツ センター ライブラリへのパブリッシュ、コンテンツ センター ライブラリにパブリッシュしたパーツの更新の詳細については、次のトピックを参照してください。