公差を計算する

ヒント: 1D 公差解析の計算には、Autodesk® Inventor® Tolerance Analysis アドインを使用することを検討してください。Inventor Tolerance Analysis には、累積的な寸法の変化に基づいて機械的適合性とパフォーマンスの影響をより明確に理解するのに役立つ、豊富なツール セットが用意されています。

詳細については、「公差スタックアップを定義するには」を参照してください。

  1. リボンで、[デザイン]タブ [動力伝達]パネル [公差カリキュレータ]の順にクリックします。
  2. [寸法一覧]領域で、[クリックして寸法を追加]をクリックして寸法を追加します。
  3. をクリックして、公差を指定します。
  4. をクリックして、チェーン内の要素のタイプを設定します。
  5. [計算]をクリックします。

この操作方法では、サンプル仕様を使って例を作成します。

長さ寸法の解析 – 設計計算

サンプル データ:

  1. チェーン内の 1 つの要素の公差を設計。閉じる要素の公差は既知
  2. 軸受幅 B = 18 ( +0 / - 0.12 )
  3. 止め輪幅 s = 1.75 h11
  4. 必要なアセンブリのクリアランス v = 0.15 から 0.35(終了)
  5. 軸上の溝距離 A = ?(結果)
  6. [計算]をクリックして公差を計算。A = 20 ( -0.08 / -0.1 )

長さ寸法の解析 – チェック計算

サンプル データ:

  1. 閉じる要素の公差が結果。設計済み公差の妥当性チェックに適しています。
  2. 軸受幅 B = 18 ( +0 / - 0.12 )
  3. 止め輪幅 s = 1.75 h11
  4. 軸上の溝距離 A = -20 (- 0.08 / -0.1 )
  5. 結果のアセンブリのクリアランス v = ?(結果、終了)
  6. [計算]をクリックして公差を計算。v = 0.25 ( +0.1 / -0.1 )