シーケンシャル検索: プレースホルダ

シーケンシャル検索を定義するときは、前に実行された SQL 文で返された値にプレースホルダを使用してアクセスできます。これは、選択した行の ID を次の Select 文で必要とする場合に役立ちます。

たとえば、特定の通りのビルディングを選択するには、ビルディングのクエリーでこの通りの ID が必要になります。

プレースホルダは {X} など、中括弧 {} 内に記述されます。ここで、X は結果が返される Select 文の番号(インデックス)です。

注:

インデックスは必ず 0 (ゼロ)で始まります。つまり、最初のクエリーの結果には {0} を使用してアクセスする必要があります。

例:

文 1:

Select id, name from City order by name; 
Result rows for 1:
ID NAME 	 
	1 Athens
	2 Berne
	3 Berlin

文 2:

Select id, name from Street where id_city = {0} order by name

この例はプレースホルダ ‘{0}’ を含んでいるため、文 2 のクエリーは前に選択された結果に依存しています。都市 Berlin を選択した場合、次のクエリーが実行されます。

Select id, name from Street where id_city = 3 order by name
注:

インデックスは、検索クエリーの数以下である必要があります。