システム テーブル TB_JOB_VERSION

テーブル TB_JOB_VERSION には、すべてのフィーチャの完全な履歴が格納されます。フィーチャー テーブルは 1 つのジョブ関連属性 JOB_VERSION を持っています。テーブル TB_JOB_VERSION は表示されるフィーチャもコントロールします。

TB_JOB_VERSION は、すべてのフィーチャおよびフィーチャが表示されるコントロールの履歴も保持します。

JOB_VERSION の場合、FID は一意ではありませんが、仮想プライベート データベースの場合は一意です。

例: <feature class> からの “SELECT * は次の値を返します。

ジョブ 1: 24, (.X.), 12.1, ‘A’, 1

ジョブ 2: 24, (.Y.), 13.5, ‘A’, 2

JOB_OPERATION_ID は、フィーチャで実行される操作(挿入、変更、または削除など)を表示します。

TB_JOB_VERSION の属性

説明

CONFLICT

 

JOB_VERSION

オブジェクト(フィーチャ)のバージョンを指定します。必須。

JOB_OLD_VERSION

オブジェクトの以前のバージョンを指定しますオプション。

JOB_ID

ジョブ ID を指定します。必須。

JOB_OPERATION_ID

ジョブ操作 ID を指定します。必須。

1 = INSERT

2 = UPDATE

3 = DELETE

- 1: フィーチャ クラスのジョブ有効化時にこのフィーチャが既に存在していることを示しています。

OS_USER_NAME

OS ユーザを格納します。

OPERATION_DATE

操作日を格納します。

STATE

フィーチャの状態を定義します。

1 = ライブ

2 = 保留

3 = オープン

4 = 削除済み

(TB_JOB_STATE で追加の状態を定義できます)

テーブルでジョブを有効にした後、次のようにすべてのオブジェクトで JOB_VERSION の新しい値が作成されます(TB_JOB_VERSION_S のシークエンス)。

ユーザが特定のジョブ(JOB_ID)で作業していて、たとえばフィーチャを変更した場合、操作は TB_JOB_VERSION に次のように登録されます。

実行された操作、日付、ユーザ、および初期の外観など、すべてのフィーチャの履歴をトレースできます。

表示マネージャで TB_JOB_VERSION.JOB_OPERATION_ID を使用して、変更されたフィーチャや新しく作成されたフィーチャをハイライトすることができます。これにより、これらのフィーチャをライフ フィーチャから区別することができます。また、削除したフィーチャの特殊なスタイルを定義することもできます。